シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
情報セキュリティシステム | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Information Security Systems | ||
科目番号 /Code |
|||
開講年度 /Academic year |
2012年度 | 開講年次 /Year offered |
4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
昼間コース |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 - 専門科目 - 選択科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報通信工学科 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
太田 和夫、高田 哲司 | ||
居室 /Office |
総合研究棟928(太田)、西3-103(高田) | ||
公開E-mail |
kazuo.ohta_atmark_uec.ac.jp, takada_atmark_inf.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://ron.inf.uec.ac.jp/class/information_security_systems/12/ | ||
更新日 /Last update |
2012/04/04 16:00:33 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
インターネットの利用において起こりうる脅威とその対策、暗号理論を講義する。 高田担当分:インターネットの利用において起こりうる脅威とその対策について講義を行う.授業を通じて、各種脅威の仕組みを理解することを目標とする. 太田担当分:暗号技術が適用されているOSS (Open Source Software) ベースの情報セキュリティシステムの構築演習を取り入れる。システム構築を通じてセキュリティの考え方を理解する. |
---|---|
前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
コンピュータネットワークに関する基礎知識があることが望ましい (高田) 6学期開講の「暗号理論」を履修していると,理解が深まります(太田) |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
必要に応じて、情報提供を行う予定 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
第1回: ガイダンス,セキュリティとは?概論 第2回: 概論2 DoS攻撃,脆弱性データベースとジレンマ(高田) 第3回: 概論3 Social Attacks,ISMS (高田) 第4回: Computer Networkの歴史とTCP/IPの復習 (高田) 第5回: 暗号技術の基礎—1 (太田) 第6回: 暗号技術の基礎—2 (太田) 第7回: 暗号化通信の演習 (太田) 第8回: 公開鍵暗号基盤 (太田) 第9回: OSSによる認証局の構築—1(太田) 第10回: OSSによる認証局の構築—2(太田) 第11回: Firewall(高田) 第12回: Secure Sockets Layer(高田) 第13回: 無線LAN(高田) 第14回: 社会を変えた暗号技術(太田) 第15回: 社会を変える暗号技術(太田) |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
|
授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
前半:その日の授業を振り返り,十分な理解に至らなかった点を明確にし,それをノートに記録しておくこと(高田) 太田担当分:演習は5グループ(4名程度で1つのグループ)に分けて行うので,システム構築方法の予習,復習をしてもらいたい(太田). |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(a) 評価方法 高田担当分:レポートで評価する. 太田担当分:システム構築を通じてセキュリティの考え方を理解できたかによって,成績評価を行う. (b) 評価基準 レポート課題について,レポートが受理され,その回答内容が授業内容に基づく理解をふまえて回答されていることを合格の最低基準とする (高田). 暗号技術の基礎概念を理解することを,合格の最低基準とする(太田). |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
高田:月曜日5限とする.それ以外の時間での対応を希望する場合には,アポイントを取ること. 太田:金曜日第4限をオフィスアワーとする.予め,訪問の衝突を避けるためにメールにてアポイントを取ってから訪問してください. |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
そこに悪意ある者がいる限り,確かな知識とそれへの対策は必要となる.本講義でそういった知識を取得し,インターネットを賢く利用できる利用者になってもらいたい(高田). 手を動かして,セキュリティを体感してください(太田). |
その他 /Others |
高田担当分の講義について講義資料は配布しない.受講者は講義の内容をノートに取り,それを講義資料とすること. 太田担当分では,OSS (Open Source Software) ベースの情報セキュリティシステムの構築演習を取り入れる.演習部分について企業の方に支援をお願いしているので,この機会を有効に活用してもらいたい. |
キーワード /Keywords |
不正アクセス対策,なりすまし,マルウェア,秘密鍵暗号,ブロック暗号,ハッシュ関数,公開鍵暗号,RSA暗号,シュノア署名,IDベース暗号,ゼロ知識証明,秘密分散,電子入札,電子現金,RFID. |