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講義概要/Course Information
2024/12/27 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
暗号情報セキュリティ
英文授業科目名
/Course title (English)
Cryptography and Information Security
科目番号
/Code
開講年度
/Academic year
2014年度 開講年次
/Year offered
4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学部
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
先端工学基礎課程
担当教員名
/Lecturer(s)
太田(和)・吉浦
居室
/Office
東3-928, 西6-611
公開E-mail
/e-mail
kazuo.ohta {at} uec.ac.jp yoshiura {at} hc.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.yoshiura.hc.uec.ac.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=FrontPage, http://ohta-lab.jp/lecture/
更新日
/Last update
2014/06/13 18:19:13 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
コンピュータネットワークは,水道や電気と同様に,社会にとって不可欠なインフラです.情報セキュリティは,コンピュータネットワークを安全面から支える技術です.また,情報セキュリティの基礎となっている暗号理論は,実用的な役割だけでなく,情報とは何かという科学の追求にとっても重要や役割を果たしています.暗号情報セキュリティの主題は,情報セキュリティと暗号について学び,社会において応用できるようになることです.
具体的な達成目標は,情報セキュリティの代表的な二つに領域であるネットワークセキュリティとコンテンツセキュリティ,暗号理論の重要な領域である関する公開鍵暗号について,その基礎を体得することです.
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
通信・ネットワーク,離散数学
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
アルゴリズムとデータ構造情報通信と符号化
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
授業開始時に指示します.
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
コンテンツセキュリティ,公開鍵暗号理論,ネットワークセキュリティの3部構成とし,以下のスケジュールで進めます.
<コンテンツセキュリティ>1回目―5回目
1.情報セキュリティ概論
2.認証
3.Webのセキュリティ
4.ガロア体、符号理論と疑似乱数
5.データベースのセキュリティ
<暗号理論>6回目―10回目
6.公開鍵暗号の概念
7.RSA暗号で用いる数理
8.RSA暗号の構成(1)Fermatの小定理
9・RSA暗号の構成(2)中国人剰余定理
10.RSA暗号の構成(3)素因数分解とRSA暗号
<ネットワークセキュリティ>11回目―15回目
11.ネットワークセキュリティ概論
12.不正アクセスおよび防御の技術
13.モバイルコンピューティングとリモートアクセスにおける脅威と対策
14.侵入検知・防止システムが対象とする攻撃事例
15.侵入検知・防止システムの技術
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
<コンテンツセキュリティ>、<暗号理論>、<ネットワークセキュリティ>の3つについて、
各々1つずつレポートを提出する。各レポートの課題および提出方法については、授業中に説明する。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
授業参加度(50%),レポート(50%)

以下を最低基準とします
・授業回数の半数以上出席すること
・授業参加度とレポートの合計点が60点以上であること
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
授業開始時に連絡します.
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
暗号情報セキュリティは実社会のニーズが非常に高い分野ですので,この授業を通じて,高度技術者として社会で活躍できるようになってください.また,暗号理論の学習を通じて,これまでとは異なる理論的な視点から物事を分析できるようになってください.
その他
/Others
なし.
キーワード
/Keywords
コンテンツセキュリティ,公開鍵暗号理論,ネットワークセキュリティ