シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
暗号理論 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Cryptography | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2015年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学部 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
総合情報学科 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
太田 和夫・岩本 貢 | ||
居室 /Office |
総合研究棟922, 928 | ||
公開E-mail |
kazuo.ohta [@] uec.ac.jp, mitsugu [@] uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://ron.inf.uec.ac.jp/class/cryptography/15 | ||
更新日 /Last update |
2015/03/15 00:52:27 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
情報セキュリティ技術を,次のような観点から概説する. (1) 暗号技術: 暗号,認証などの暗号技術の基礎 (2) 設定とモデル: 暗号技術はどのような設定(シナリオ)を想定し,攻撃者のどのような攻撃(ゴール)の下で安全か (3) 安全性証明: 安全性の数学的な根拠はどこにあるか (1)については,主に秘密鍵暗号とメッセージ認証符号(MAC),および,公開鍵暗号と電子署名をあつかう. (2), (3)は講義全体にわたって説明するが,(2)については電子署名で,(3)については秘密鍵暗号の項目で特に注意して解説する. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
離散数学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
アルゴリズム論,数論アルゴリズム |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
必要な情報を授業中に配布予定 参考書 「現代暗号」 岡本,山本, 産業図書,ISBN4-7828-5353-X 「情報理論ー基礎と広がりー」 山本,古賀,有村,岩本 訳 共立出版 ISBN-10: 432012300X, ISBN-13: 978-4320123007 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
第1回:情報セキュリティ技術の概説 第2回:計算量的暗号vs情報理論的暗号, 第3回:離散数学の復習:帰着技法を例に 第4回:確率論の復習:誕生日攻撃を例に 第5回:使い捨て暗号 第6回:使い捨て暗号の定義と安全性,鍵サイズの下界 第7回:秘密分散法とマルチパーティ計算 第8回:共通鍵暗号:DESとAES,ブロック暗号とストリーム暗号 第9回:共通鍵暗号とメッセージ認証符号 第10回:ハッシュ関数:構造と攻撃手法 第11回:ハッシュ関数:安全性と応用 第12回:RSA暗号の復習,安全な署名法とは 第15回:安全な署名法とは(つづき):帰着技法を理解する 第14回:RSA-FDH署名の構成と安全性証明の概説 第15回:RSA-FDHの安全性(証明) |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
復習をしっかりと行ってください. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(a) 評価方法: 原則として期末試験の成績に基づいて評価を行う. レポートなどの評点を成績評価の付加的な判断材料とすることもある. (b) 評価基準: 基本的な暗号方式の概念を理解して,簡単な計算ができること,および安全性証明の論理(帰着技法など)を理解していることをもって合格基準とする. |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
金曜日3限.質問等があるときは事前にメールでアポイントメントを取ってから 研究室を訪問すること. |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
この講義を100%理解できれば,論文を読めることを目標にして,講義を構成しています. |
その他 /Others |
レポートを出さない,もしくは遅れて出した学生には,試験を受ける資格はありませんので,注意してください. |
キーワード /Keywords |
情報セキュリティ,情報理論的安全性,計算理論的安全性,公開鍵暗号,秘密鍵暗号,本人確認,デジタル署名,秘密分散,視覚復号型秘密分散法,証明可能安全性. |