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講義概要/Course Information
2024/04/29 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
音響システム特論
英文授業科目名
/Course title (English)
Advanced Acoustic System
開講年度
/Academic year
2015年度 開講年次
/Year offered
全学年
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
博士前期課程、博士後期課程
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
大学院専門教育科目 - 専門展開科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報・通信工学専攻
担当教員名
/Lecturer(s)
野村 英之
居室
/Office
西2-527
公開E-mail
/e-mail
h.nomura@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://webclass.cdel.uec.ac.jp/
更新日
/Last update
2015/02/24 17:16:18 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
日常生活において,我々は多くの波の存在の恩恵を受けている.テレビやラジオ,携帯電話もその一つである.その波の中でも音波は人間のコミュニケーション手段の強力なツールである.本講義ではこの音波伝搬の基礎理論,さらに音波伝搬をシステムとして考えたときの表現方法について取り扱う.

電気回路とのアナロジーや,波動伝搬システムとしての音波の基礎的な事項が理解できるようにする.
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
微分・積分を含む基礎数学,力学,回路系科目
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
音響工学
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
なし,必要に応じて資料を配付する.
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
以下の項目について,スライドや黒板を用いて講義を進める(ただし順番を入れ替えたり,省略することもある).また,必要に応じて演習を行う.

1. 音と音波の取り扱い
2. 機械・電気系のアナロジー
3. 電気・機械・音響系のアナロジー
4. 音響システムの動作原理と解析
5. 音波伝搬の記述
6. 波動方程式
7. 平面波の伝搬とその性質
8. 球面波の伝搬とその性質
9. ピストン音源による音場形成
10. 指向性の表し方
11. 信号伝送システムとしての音波伝搬
12. 線形システムと非線形システム
13. 生態系システムにおける非線形現象
14. 音響システムにおける非線形現象
15. 期末試験と解説
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
期末試験60%,演習40%の合計点で評価する.音響工学の基本事項,特に音波伝搬の基礎,機械・音響・電気系のアナロジー,音響信号処理,線形・非線形システムの基礎を最低限理解し,上記成績評価の6割をもって合格の最低基準とする.
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
水曜日4限@西2-527.ただし事前に連絡をすることが望ましい.
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
特になし
その他
/Others
特になし
キーワード
/Keywords
音響,回路,波動,非線形