シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン2 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Innovative Comprehensive Communications Design 2 | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2016年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学部 |
授業の方法 /Teaching method |
講義/演習 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
実践教育科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学部 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
前佛 栄・山口浩一 | ||
居室 /Office |
東3-701(前佛),西8-505(山口) | ||
公開E-mail |
sakae.zembutsu@crc.uec.ac.jp(前佛),kyama@ee.uec.ac.jp(山口) | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.ce.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last update |
2016/04/06 18:49:51 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
イノベイティブ総合コミュニケーション・デザイン1に引き続き,これからの社会で必要な素養は,情報理工学系を始めとし,人文・社会科学系,農・バイオ系,アート系等,多分野の人と連携して,イノベイティブなデザインとコミュニケーションにより新たな価値の共創“イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン”ができる力である.この力を身につけるには,社会的価値創 ”Making Value for Society” と言う観点から,以下のような基本的な素養について理解し,それを総合的に発揮できる力を身に着ける必要がある. ① 取り組むテーマに対して,社会的・経済的条件を満たす構想力,課題設定力 ② 専門知識と技術を応用して,実現可能な解を見出す課題解決力 ③ 解の結果を評価し記録(図,文章,式,プログラム等で表現)する能力 ④ コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力(文章記述力を含む) ➄ チームワーク力(積極性,協調性,リーダシップ,計画性を含む) この科目ではこれらの能力をPBL( Project Based Learning)型プロジェクト演習によって体験的に育成する. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特にない. |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン1を履修している方が望ましい. |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
特に用いない.参考書については,授業の中で適宜示す. |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
1)授業内容(木曜 5時限) *以下で,iCCデザイン2はイノベイティブ総合コミュニケーションデザイン2を指す. ・1回目(10/6) ガイダンス:本科目iCCデザイン2の概要説明 ガイダンス-“Making Value for Society”/実業に則した「総合コミュニケーション・デザイン」とは ・2回目(10/13) 総合コミュニケーション課題設定(1): “Making Value for Society”(市場性)視点からの「総合コミュニケーション課題」を受講生間及び指導教員等とのディスカッションを通じて設定 ・3回目(10/20) 総合コミュニケーション課題設定(2): “Making Value for Society”(市場性)視点からの「総合コミュニケーション課題」を受講生間及び指導教員等とのディスカッションを通じて設定。課題設定に伴うPJチームの形成。 ・4回目(10/27) 総合コミュニケーション課題設定(3): “Making Value for Society”(市場性)視点からの「総合コミュニケーション課題」を受講生間及び指導教員等とのディスカッションを通じて設定。課題設定に伴うPJチームの形成。 ・5回目(11/10) 「実践的プロジェクト遂行の仕方(1)」(講義) 総合コミュニケーション・デザイン・プロジェクト(PJ)にとって共通的に必要な実践的PJ遂行法 (アイディア創生フレームワーク)の基本を講義。 また、PJ成果物である社会価値(サービス)設計フレームワークを講義 ・6回目(11/17) 「実践的プロジェクト遂行の仕方(2)」(講義・演習) 総合コミュニケーション・デザイン・プロジェクト(PJ)にとって共通的に必要な実践的PJ遂行法 (アイディア創生フレームワーク)の基本、及びPJ成果物である社会価値(サービス)設計フレームワークを各PJの課題に沿って演習作成。 ・7回目(12/1) 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」基礎活動(1)(PBL) PJチーム単位で、設定課題に対するPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)を想定される”Value chain”を意識して作成を進める。 ・8回目(12/8) 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」基礎活動(2)(PBL) PJチーム単位で、設定課題に対するPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)を想定される”Value chain”を意識して作成を進める。 ・9回目(12/15) 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」基礎活動(3)(PBL) PJチーム単位で、設定課題に対するPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)を想定される”Value chain”を意識して作成を仕上げ、次回のミニ・プレビューの準備を行う。 ・10回目(12/22) 「ミニ・プレビュー(PJ計画書/要求仕様書(サービス設計書))」(PBL) 各PJチームより、設定課題に対するPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)についてプレゼンを行う。 ・11回目(1/5) 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」実践活動(1) (PBL) 各PJチーム作成したPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)に基づき、試作/機能検証を実践し 具体的なソリューション提案を進める。 ・12回目(1/12) 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」実践活動(2) (PBL) 各PJチーム作成したPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)に基づき、試作/機能検証を実践し、具体的なソリューション提案を進める。 ・13回目(1/19) 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」実践活動(3) (PBL) 各PJチーム作成したPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)に基づき、試作/機能検証を実践し、具体的なソリューション提案の完成度を高める。 ・14回目(1/26) 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」実践活動(4) (PBL) 各PJチーム作成したPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)に基づき、試作/機能検証を実践し、具体的なソリューション提案を完成させる。 ・15回目(後日決定) iCCデザイン2発表会 (2)授業の進め方 授業の中心はPBLによる課題解決である.PBLにより、技術者の最も重要な能力のひとつである「デザイン能力」を養う上で大きな効果をあげている.PBLの基本になっているプロジェクトによる課題解決は,企業での基本的な仕事の進め方であり,この授業によって技術者として仕事をしていく基本能力を養う. |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
特に専門プロジェクトになってから,グループ内の役割を遂行する必要から,時間外の作業が科せられることがある. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
〔評価方法〕 アウトカム評価をルーブリック評価指標に基づいて行う。 評価は、担当教員、企業講師、TAによるPJ日常活動/PJ成果物の評価、外部有識者による評価、及び、受講生の自己評価も加味し、評価する。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
指導教員体制 ・「総合コミュニケーション・デザイン」全体担当教員: 山口浩一 教授,前佛 栄 客員教授 ・学部/研究科専門教員: 総合情報学科: 梶本裕之 准教授,佐藤寛之 准教授 情報・通信工学科: 成見 哲 教授,八木秀樹 准教授 知能機械工学科: 小泉憲裕 准教授,金子 修 教授 先進理工学科: 渡辺昌良 教授,山口浩一 教授 ・「総合コミュニケーション」分野に関わる企業講師(非常勤講師): 小野 俊之 講師(日立),黒田 幸明 講師(サイバー創研), 稲 秀樹 講師(キヤノン),木村 健人 講師(ニュース・サービス・センター), 山口 典男 講師(ソフトバンク/PSソリューションズ) ・専門学科教員: 企画調査室: 三木哲也 特任教授 他 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
夜間主コースの学生も希望すれば受講できる. |
その他 /Others |
2015年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(最終発表会)を実施 2014年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(最終発表会)を実施 2013年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(最終発表会)を実施 2012年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(最終発表会)を実施 2011年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(工房活動としての発表会)を実施. また,実際に地域(調布市,他大学)と連携したPJ活動も実施. 2015年「電気通信大学におけるPBL型専門キャリア教育「エンジニアリングデザイン」の構築と実践推進」と題した取り組みについて、第10回関東工学教育協会賞(業績賞)を受賞。 2013年度の受講学生の専門PJ活動の一部がTV、新聞取材を受け、TV放映、新聞掲載さる。 2010年度の受講学生が経産省「社会人基礎力育成グランプリ」で関東地区奨励賞を獲得. 2009年度の受講学生が経産省「社会人基礎力育成グランプリ」で奨励賞を獲得. 2009年度(昨年度)から卒業単位として認定される. 2008年度の受講学生が経産省「社会人基礎力育成グランプリ」で準優秀賞を獲得. なお,役員会での発表内容によって,学長等からの表彰実績が数多くある. |
キーワード /Keywords |
社会人基礎力,PBL,グループワーク,総合コミュニケーションデザイン能力, 情報リテラシー |