|   シラバス参照 | 
| 講義概要/Course Information | 
| 科目基礎情報/General Information | 
| 授業科目名 /Course title (Japanese) | システム信頼性特論 | ||
|---|---|---|---|
| 英文授業科目名 /Course title (English) | Advanced Theory of Systems Reliability | ||
| 科目番号 /Code | |||
| 開講年度 /Academic year | 2016年度 | 開講年次 /Year offered | 全学年 | 
| 開講学期 /Semester(s) offered | 前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course | 博士前期課程、博士後期課程 | 
| 授業の方法 /Teaching method | 講義 | 単位数 /Credits | 2 | 
| 科目区分 /Category | 大学院専門教育科目 - 専門科目Ⅱ | ||
| 開講類・専攻 /Cluster/Department | 情報学専攻 | ||
| 担当教員名 /Lecturer(s) | 田中 健次、金 路 | ||
| 居室 /Office | 東2-513(田中)、西5-607(金) | ||
| 公開E-mail | jinlu@inf.uec.ac.jp | ||
| 授業関連Webページ /Course website | なし | ||
| 更新日 /Last update | 2016/03/10 11:44:31 | 更新状況 /Update status | 公開中 /now open to public | 
| 講義情報/Course Description | 
| 主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) | 高信頼性のシステムを如何に開発し、運用していくかを追求する"信頼性工学"と、その理論的背景を追求する"信頼性理論"の両者を、システムの信頼性の観点から論述する。特にシステムの信頼性の現状と、それを高める為の手法ならびに今後の問題点を探る。また、日本独自の発展を遂げてきた日本的品質管理の信頼性保証への適用に関し論じる。信頼性工学と信頼性理論は、事実の把握に基づく訂正的な分析と定量的な分析を必要とし、モデル構築、設計、信頼性試験、データ解析に数理的な学問、特に確率論と統計学を多く応用する。 本科目の内容を理解し、笹子トンネル事故などの信頼性の欠如を如何に未然防止するか、を考えられるようになることを到達目標とする。 | 
|---|---|
| 前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) | 特になし | 
| 前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) | 確率統計 | 
| 教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) | 教科書は使用せず、配布資料とパワーポイントを用いて行う。 参考書は特になし。 | 
| 授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) | 毎回の授業は教科書は使用せず、配布資料とパワーポイントを用いて行う。信頼性工学と信頼性理論はモデル構築、設計、信頼性試験、データ解析に数理的な学問、特に確率論と統計学を多く応用するため、それらを学ぶことにより,応用数学の素養を修得することも目的としている。講義は原則として、英語で行う。 講義では理論と考え方を中心に説明する。講義期間中に実施する3、4回の小テストで科目内容の習得状況を確認していく。受講生には内容の復習の機会としてもらう。 第 1回:日本的品質管理と信頼性 第 2回:予測による信頼性・安全性事故の未然防止(1)故障モード、エラーモードとその予測 第 3回:予測による信頼性・安全性事故の未然防止(2)トップ事象モードの理論 第 4回:FMEAとFTAによる品質保証と信頼性保証(1) FMEAの先端理論の紹介 第 5回:FMEAとFTAによる品質保証と信頼性保証(2) FTAの先端理論の紹介 第 6回:FMEAとFTAによる品質保証と信頼性保証(3) グループディスカッション 第 7回:信頼性のための統計モデルとその数理(1) オンライン状態監視データのための理論 第 8回:信頼性のための統計モデルとその数理(2) 動的な条件変化に対応した信頼性モデル 第 9回:確率論を用いた信頼性設計(1) 前半 第10回:確率論を用いた信頼性設計(2) 後半 第11回:信頼性試験とそのデータの統計解析(1)加速寿命試験モデル 第12回:信頼性試験とそのデータの統計解析2) 比例ハザードモデル 第13回:保全性と状態監視保全のための確率モデル (1) オンライン状態監視保全の保全理論 第14回:保全性と状態監視保全のための確率モデル (2) マルコフ決定過程による最適保全方策 | 
| 実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience | |
| 授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) | 課題を数回課す予定です。 | 
| 成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) | 講義期間中に課す数回のレポート課題に基づいて、講義内容の習得度を測り、評価する。 | 
| オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) | 講義中に連絡 | 
| 学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) | 皆様の将来の役に立てるように、モノづくりやサービスにとって重要な品質保証と信頼性工学について、事例を混ぜて講義させて頂きます。 | 
| その他 /Others | 原則として英語で行いますが、必要に応じて日本語での解説も加える。 | 
| キーワード /Keywords | 信頼性、品質保証、保全性 |