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講義概要/Course Information
2024/05/03 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
人間情報論1
英文授業科目名
/Course title (English)
Human Informatics 1
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
全年次
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
博士前期課程、博士後期課程
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
選択科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報メディアシステム学専攻
担当教員名
/Lecturer(s)
佐藤 俊治
居室
/Office
西10-421
公開E-mail
/e-mail
shunji@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.hi.is.uec.ac.jp/lecture/(作成中)
更新日
/Last update
2019/03/13 14:45:45 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
講義の狙い、目標 有効なインターフェースやロボットなど、人間との接点を持つ機器を開発する場合には、機器を使う人間自体の情報処理機構を知る必要がある。そこで本講義では、脳による情報処理の仕組みや特性、ならびにこれらを表現するための数理モデルについて解説する。
内容 脳は複雑なシステムであるため、様々な研究アプローチがある。具体的には視覚、運動、記憶などの、研究対象としての多様性がある。さらに神経生理学、数理理論、認知心理学など、研究手段としての多様性もある。本講義では、脳情報処理の具体例をいくつか挙げ、前述の多様な観点から解説する。内容は以下の項目を予定しているが、諸君の理解に応じて適宜入れ替え・変更する場合がある。

1. 人間情報論の重要性
2.神経細胞・神経回路網の基礎1
3. 神経細胞・神経回路網の基礎2
4. 様々な視覚特性
5. 眼光学・網膜
6. 初期視覚野
7. 理解に必要な数学的技術(信号解析)
8.理解に必要な数学的技術(統計・検定)
9. 高次視覚野
10. 体性感覚1
11. 体性感覚2
12. 数理モデル1
13. 数理モデル2
14. 実験,解析,考察
15. 最新の知見
教科書、参考書 Carlson, "Physiology of Behavior," Allyn and Bacon
(和書)カールソン、神経科学テキスト、丸善
予備知識 生理学、心理学の知識は必要ない。大学2年時程度の数学的知識は必要となる。
演習 進行に応じて適宜指示する場合がある。
成績評価方法
および評価基準
レポートで評価する。全レポートの提出を最低条件とする。
基本的な人間の情報処理特性と、それに関わる神経回路ならびに数理モデルの理解を条件とする。
その他
/Others
オフィスアワー:水曜日15:00~16:00
授業時間外学習:レポート作成などで授業時間外学習を要する.
キーワード
/Keywords
脳, 生理学, 認知心理, 神経細胞, 神経回路