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講義概要/Course Information
2024/05/02 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
情報メディア論2
英文授業科目名
/Course title (English)
Information Media 2
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
全年次
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
博士前期課程、博士後期課程
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
選択科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報メディアシステム学専攻
担当教員名
/Lecturer(s)
橋山 智訓
居室
/Office
西10-346
公開E-mail
/e-mail
hashiyama.tomonori@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www1.media.is.uec.ac.jp/
更新日
/Last update
2019/03/02 04:32:13 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
講義の狙い、目標  知的情報処理システムの実現を目指して近年盛んに研究が進められている。
 本講義では、コンピュータシステム・人間・二つを結ぶインタフェースに関してそれぞれ固有に持つ特性を示しながら解説する。
 特に人間の意思決定時に必然的に含まれる曖昧さ、コンピュータシステムにおける論理に関する知識を身につけると同時に、これらの間を埋めるインタフェースの設計思想に関して解説する。
 必要に応じて演習を行い、知的処理システムの実現に向けての課題を実感するとともに、最新の話題にふれる事で、研究の動向を知る事を目的とする。
内容 最近の研究動向、受講者の興味・理解度に応じて、順序を変更したり、解説を追加・省略する可能性がある。
 1:イントロダクションとして、情報メディアと人間の関わりの歴史的変遷を学ぶ
特に、人間の知性・感性、特性についての最近の話題について議論を行う。
議論の様子により、テキストを指定することがある。
 2:合理的な判断を伴う場合の例を紹介し、議論を行う
 3:不合理な意思決定を行う場合の例を紹介し、議論を行う
 4:人間の認知特性について、具体例を示して紹介し、議論を行う

知的コンピュータシステムのための基礎知識
 5:論理学の基礎・復習
 6:論理構造と人間の意思決定、あわせて、論理的に文章を書くということ、効果的なプレゼンテーションの方法についても解説する
 7:古典的人工知能の紹介

ソフトコンピューティング 
 8:ファジィシステム
 9:ファジィシステムの応用例
10:ニューラルネットワークの基礎と応用
11:進化的計算手法と最近の話題

知的インタフェース関連
12:メディアの等式(Media Equation)を中心に紹介し、議論を行う
13:人を動かすための技術(Persuasive Computing)を中心に紹介し、議論を行う
14:インタフェースガイドライン:AppleとMicrosoftの比較など具体例を用いて議論を行う
15:当該分野の発展的課題と今後の展望について紹介し、最終レポートの課題に関する説明を行なう。

オフィスアワー:講義終了後に時間を取る。この時間に都合が付かない場合には、メールなどにより別途アポイントメントを取ること。

教科書、参考書 必要な場合は、参考書などを講義中に適宜指示する。
予備知識 特に必要なし。
演習 適宜授業中の話題に関して、ディスカッションの場を設ける。
また、必要に応じて小テストを実施する。
成績評価方法
および評価基準
(a) 評価方法
・演習の提出状況および最終課題レポートにより総合的に評価する。
(b) 評価基準
・最終課題レポートが受理されていること。
・演習課題が期限内にすべて提出されていること。
その他
/Others
講義中のディスカッションには積極的に参加することを期待する。
事前に配布した資料は指示に従い、あらかじめ読んでくること。
講義中に解答できなかった課題などは、次の回までに提出すること。
キーワード
/Keywords
ソフトコンピューティング、認知科学、システム論