シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
メカトロニクス応用 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Applied Mechatronics | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学部 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
知能機械工学科 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
横井・杉 | ||
居室 /Office |
東4-602 | ||
公開E-mail |
yokoi@hi.mce.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.hi.mce.uec.ac.jp/yklab/lecture.html | ||
更新日 /Last update |
2019/03/08 13:35:00 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
本授業は「特色ある大学教育支援プログラム(以下GP)」の一貫とし,ものづくりに主眼をおいた実践的な講義・実習を行う.知能機械工学科の授業であるが全学科とも卒業必要単位として認められる. 具体的には受講者のスキルにより以下の4コースに分かれ授業を行う. ・生体信号による制御システム設計・製作コース(受講制限あり:80名程度) [初心者向け](機械加工・電子工作の経験がほとんど無い者) 生体信号による制御システムを設計・製作する方法について学ぶ.マイコンボードを用いて生体信号の計測系と脚移動ロボットを設計・作成する経験を通して,サイボーグ技術の一端に触れる.脚移動ロボットを用いた障害物回避などのコンテスト形式の競技会を行い「学長杯」を争奪する.現実の問題を分析,解決する能力を身に着けることを目標とする. ・ITものづくりコース(受講制限あり:40名まで) [中級者向け](独力で設計から加工までのものづくりをする意欲のある者) 製造業を中心に広く使われている3次元CAD(SolidWorks)と付属の構造解析ツール(COSMOSWorks)を使った設計を体験する.課題と実習を通じて3次元ツールの基本的な使い方とともに,設計の進め方を習得することが主な目的である. 夏休み中に1日4時間10日間の集中講義で実施する.9/10~9/21の平日を予定している.講義後も幅広く活用してもらうことを考えているため学年は問わないが,端末やライセンスの数の関係で,履修人数は40名に制限する予定. ・電通大GPコース [中級者向け](独力で各種コンテストに参加可能なシステムを構築可能な者) 各種技術系コンテストに参加できる機器を独力で考案・製作し,入賞できる 技術を身に付ける. ・現実的課題コース(受講制限あり:原則各テーマ1名ずつ) [上級者向け](独力で問題を解決でき,研究に携わる意欲を持つ者) GPメンバー教官により提示された研究テーマを各研究室の卒論生,大学院生と 協力しつつ進める.プレ卒業研究,逆インターシップととらえることもでき, 工学研究者として必要な素養を早期に涵養しスーパーエンジニアを目指す. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
生体信号による制御システム設計・製作コース,電通大GPコースを希望する学生は,知能機械工学科 加工学B及び演習もしくはGP主催工作機械講習会を受講しておくことが望ましい.(必須ではない) 講習会日程に関しては授業関連webページ又は掲示板に掲示する. |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
メカトロニクス基礎 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
特に教科書は設定しないが参考書として以下の書籍を推奨する 米田完,坪内孝司,大隅久共著,「はじめてのロボット創造設計」講談社 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
・生体信号による制御システム設計・製作コース 第 1回 ガイダンス・講義・アンケート 第 2回 班分け発表・リーダー決め・初期アイディア決め 第 3回 製作開始 第11回 予選(予定) 第12回 発表会 第13回 大会(予定) 授業時間内に設計・製作を行うことを原則とするが,授業時間外にもチームで集まり,アイディア練ったり作戦を考えたりすることが必要になることが多い. ・ITものづくりコース 1日目:ガイダンス(グループ分け),企業での事例紹介,CAD/CAEツールの機能概要紹介 2日目:SolidWorks基本操作トレーニング 3日目:練習課題+トレーニング 4日目:COSMOSWorks基本操作トレーニング,練習課題 5日目:COSMOSMotion基本操作トレーニング,練習課題 6日目:課題提示,グループ単位での討議 7日目:課題実習 8日目:課題実習 9日目:発表準備 10日目:各グループ単位の発表,質疑応答,評価 ・電通大GPコース・現実的課題コースは各担当教官の指導の下製作・研究を 進める.ただしプレゼンテーションは全コースとも行う. |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
授業時間内に制作を終えられない場合など、時間外に取り組むこともある。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
・生体信号による制御システム設計・製作コース 製作物(20%),プレゼンテーション(20%),レポート(40%) とし,講義への出席状況を加味する. プレゼンテーション,レポートでは,問題(レスキューコンテスト)をどのように分析し,その解決のために何を設計製作したのか,得られた結果と結果に対する考察(レポートのみ)を評価する.問題の分析内容と設計製作内容の対応が伝わるようにレポートを書いていただきたい. ・ITものづくりコース 製作物(35%),プレゼンテーション(35%),レポート(30%) とする.以下を最低の達成基準とする. (1)全ての製作物が完成していること. (2)プレゼンテーションをしていること. (3)全てのレポートが提出されていること. (4)製作物,プレゼンテーション,レポートの内容から,実習内容を理解していると判断できること. ・電通大GPコース・現実的課題コース プレゼンテーション(20%),製作物(20%),レポート(60%) プレゼンテーション,レポートは全コースとも行う. ・自ら立てた目標に対しての達成度 ・問題解決法のオリジナリティー ・関連技術の理解度 ・考察 について重視し評価を行う. |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
火曜日5限 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
<<ものづくりに興味のある全ての学科の学生の受講を待っています>> 本授業を通し,製作過程での苦労,完成した喜びを知ることで,ものづくりの本質的な楽しさとエンジニアとして必要となる柔軟思考力,問題解決能力を養うことを目的としています. 本授業は講義を一方的に聴く受け身の姿勢ではなく,学生自らが各種資料を 読み,友人と相談しながら問題を解決して行く積極的な姿勢が強く求められています. 漠然と出席しているだけでは何も身に付きませんが,自ら果敢に取り組んでゆけば 楽しみ,学ぶ力「楽力(がくりょく)」をいつの間にか身につけることができるでしょう. |
その他 /Others |
「生体信号による制御システム設計・製作コース」はドライバー等基本的な工具が必要となるため,授業時に購入するか事前に工具を購入しておくことが望ましいです. 繰り返しになりますが本授業は通常の授業とは異なる形態ですのでwebページ・掲示板での掲示には「前期期間中も」注意して下さい. |
キーワード /Keywords |
楽力,ロボット,生体信号による制御システム,創造性,問題解決能力 |