シラバス参照

講義概要/Course Information
2024/05/04 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
ETL(Elementary Teaching Laboratory)(H27年度以前入学生)
英文授業科目名
/Course title (English)
ETL (Elementary Teaching Laboratory)
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
全学年
開講学期
/Semester(s) offered
通年 開講コース・課程
/Faculty offering the course
博士前期課程、博士後期課程
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
大学院実践教育科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
全専攻
担当教員名
/Lecturer(s)
鈴木 勝、島田 宏、米田 仁紀、宮本 洋子
居室
/Office
西7-711(米田)、東6-408(島田)、西1-515(宮本)
公開E-mail
/e-mail
yoneda@ils.uec.ac.jp; shimada@pc.uec.ac.jp; miyamoto@ice.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.ils.uec.ac.jp/AtractiveGI/
更新日
/Last update
2019/03/08 18:13:09 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
この科目では、これまでの “修士、博士論文を完成させる” + “講義を受講する” という大学院教育に加え、別軸である学生自ら開発した実験プログラムで学部学生を “教える” ことを取組みとしています。修士、博士論文の研究では学会発表、学会ジャーナル誌への投稿掲載などを目標として最先端の研究を経験させることで行なわれていますが、この体制だけでは、ゼロから問題を考え、目標を設定し、解決して行くという学生を育てるのには、必ずしも有効とならない面も持っていると判断しました。
そこで、この“教える” では、最先端性をあまり求めない、むしろ、その研究分野外の人たちに自分の研究の基礎を教えるための実験プログラムを開発することを学生に行なってもらうことにしました。これには、
①模倣ではなく、自らが説明できる実験プログラムを作る経験ができる。
②他の人に“教える”ためには、自分の研究の基礎や本質を的確に伝える必要があり、それを認識する。
③受講する学部学生から、必要となる知識(講義)の要求が出てくる。
④学部プログラム受講生は、次の年には自分がプログラムを作る立場になり、継続的な意識のつながりを持たせることができる。
などの利点があります。

In this class, the students are requested to prepare your own experimental program and to teach the underground students with the experimental program. For development of the programs, most important point is originality. You should prepare your own experiments with your own idea.
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
なし
none
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
なし
none
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
なし
none

*履修登録は、上記Webページ経由で行うこと。*
Registration on the class web site is requested for the students.
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
この科目は基本的に2年間で履修してもらう科目です。
第1年次には、学部4年生に”教える”実験の考案をしてもらいます。そのために、自由に使える機器・スペースが用意されています。機器は、光科学から材料科学、低温科学にわたるテーマが可能なように、各種のものが用意されています。
第1年次当初のガイダンスに始まり、考案した実験内容をお互いに検討する”中間報告会”が何度か開かれます。そして、第2年次前半に実際に学部4年生に実験を実施し、その成績評価までを行います。また、実験に先立ち、自分のプログラムのテキスト作成も行ってもらいます。

The students are requested to teach the underground students in two years. In each year, about ten group of undergrounds students are selected and this class graduated students teach them. The text and/or guidance papers are also prepared by this class graduated students. After completing two year’s teaching, the graduated students will get the credit.
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
特無し
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
中間報告会でのプレゼンテーション、考案した実験内容のテキスト作成、実際の実験の実施について総合評価します。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
ETL支援室教員と随時ディスカッション可能です。

email communications
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
この科目は、独創力養成のための実践科目です。オリジナルな実験の考案は、思った以上に難しいかもしれませんが、果敢に挑戦してください。それが、これまでにない、あなたの力になります。
その他
/Others
本科目は、文科省魅力る大学院教育イニシアティブに採択されたもので、使用機器などの多くは、この支援で準備されたものです。多くの装置を使うことができるようになっており、また実験場所も確保してありますので、奮って履修してみてください。また、作っていただいたプログラムの一部は、学外の教育プログラムに採用させていただいています。
キーワード
/Keywords
問題設定型光科学教育
Education programs with teaching