シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
設計システム工学特論(H27年度以前入学生) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Advanced Engineering of Design Systems | ||
開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
全学年 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
博士前期課程、博士後期課程 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
大学院専門教育科目 - 専門展開科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
知能機械工学専攻 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
増田 宏、結城 宏信 | ||
居室 /Office |
東4-502 (増田),東4-405 (結城) | ||
公開E-mail |
h.masuda@uec.ac.jp (増田), h.yuki@uec.ac.jp (結城) | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.ds.mce.uec.ac.jp/~yuki/aeds/ (結城担当分) | ||
更新日 /Last update |
2019/02/28 20:19:51 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
設計に関連する先端的なトピックスを講述します。 【学期前半】 機械システムの入力や特性の同定方法とシステムの特性を評価するためのパラメータについて学び,システム同定を逆問題解析の視点で理解することを目標とします。 【学期後半】 製品設計プロセスと設計工学的手法について学習し,製品がどのようなプロセスに基づいて設計・生産されているかを理解することを目的とする. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
材料力学および演習(学部),計測工学概論(学部),線形代数学第一/第二(学部),工学解析および演習(学部) |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
前半:なし 後半:Engineering Design (Dieter), Product Design & Development (Ulrich) : これらの教科書に準じて講義を行いますが,どちらも洋書です.講義で要点をまとめたプリントを配布しますので,購入する必要はありません. |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
【学期前半(担当:結城)】 下記の内容について,工学的に何が問題になり,どのように取り扱えばよいのかという視点で,主に非破壊検査における例を取り上げながら液晶プロジェクタを使って説明します。プロジェクタの投影内容は授業開始時までにWebページに掲載するので,必要に応じてダウンロードやプリントアウトしてください。また,毎回授業の最後にその日の内容に関連した基本事項を説明する課題を出し,授業時間中に提出してもらいます。 1) ガイダンス,設計・システム同定と逆問題 2) システム同定方法(古典的な方法) 3) システム同定方法(ニューラルネットワークによる方法) 4) システム同定方法(遺伝的アルゴリズムによる方法) 5) システム同定パラメータ(時系列モデルの表現) 6) システム同定パラメータ(フラクタル) 7) システム同定の実例(ヘルスモニタリング) 【学期後半(担当:増田)】 機械設計の方法論やプロセスについて学習します.適宜,レポート課題を提出します. 1)製品設計プロセス 2)製品企画 3)コンセプト設計の方法論 4)創造設計演習(課題説明,製品の企画) 5)創造設計演習(コンセプト設計) 6)創造設計演習(コンセプト評価) 7)プレゼンテーション |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
前半と後半の成績を総合して最終評価し,60点以上を合格とします。 【学期前半】 評価方法:授業中に行う課題の評価+前半終了時に課すレポートの評価 評価基準:システム同定を自分の問題として捉えることができ,それを人に正しく説明できているかを評価します。 【学期後半】 評価方法:レポート評価,グループ課題でのプレゼンテーション 評価基準:講義内容,製品開発のプロセスや方法論を正しく理解できているかどうかを評価します. |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
増田: Email にて連絡してください. 結城: 木曜日5時限。これ以外にも適宜応じるので,上記ページに掲載してある予定表を参考に来室してください(確実に面会したい場合はあらかじめメールなどで日時を相談してください)。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
機械製品の開発を行うためには,専門性の異なる多くのメンバが協調して,様々な種類の問題を解決する必要があります.そのためには,システム的思考が重要です.この講義は,前半は,システムを扱うための基本的な手法,後半は,実際の製品開発を例題としてシステム設計の方法論を学習します.また,CAD に関する発展的な内容についても学習します.皆さんが企業の業務を総合的に理解する上で必要となる事柄ですので,この機会に学習しておいてください. |
その他 /Others |
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キーワード /Keywords |
システム同定,逆問題,データ処理,非破壊検査;製品開発,計算機援用設計,設計生産マネジメント |