シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
文学A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Literature A | ||
科目番号 /Code |
HSS306z | ||
開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
島内 景二 | ||
居室 /Office |
東1-815(島内) | ||
公開E-mail |
shimauch@bunka.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2019/07/01 18:50:51 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
日本文学の誇る名作・傑作は、たくさんある。それらは、どこが、どのようにすばらしいのか。なおかつ、それらは、どのような現代性を持ち、どのような未来を切り拓いてくれるのか。さらに言えば、日本文学の欠点は。どこにあるのか。このテーマを四十年以上も考えてきた講義者が、これまでの思索のエッセンスを、学生諸君にぶつけたい。日本文学は、二十一世紀の大学生にとって、何であり得るのだろうか。学生と共に、突き詰めたい。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特に、なし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特に、なし。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は用いず、板書とコピーで講義する。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
第1回 日本文学入門 第2回 日本神話を読む 第3回 『古今和歌集』と『新古今和歌集』を読む 第4回 『枕草子』を読む 第5回 『源氏物語』を読む 第6回 『平家物語』を読む 第7回 『方丈記』を読む 第8回 『徒然草』を読む 第9回 御伽草子を読む 第10回 夏目漱石を読む 第11回 森鷗外を読む 第12回 芥川龍之介を読む 第13回 谷崎潤一郎を読む 第14回 三島由紀夫を読む 第15回 村上春樹を読む |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
講義で取り上げた作品について、古典については、現代語訳があるものは、それで読んでみてほしい。近現代の作品については、実際に手を取って読んでほしい。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
学期末の論述式試験を、最重視する。日本文学が、古代から現代まで一貫して追い求めてきたテーマは何だったのか、その理解が得られているかを、試験によって確認する。 もう一つ、学期途中に小レポートを課す。これを提出していなければ、試験の成績からワンランク下げる。小レポートでは、講義で取り上げた(取り上げる予定の)文学者や作品について、「読書感想文」を課す予定である。また、何回か出席を取る。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
水曜3限だが、事前にメールでアポイントを取ってほしい。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
中学や高校の「国語」が嫌いだった人学生諸君に告ぐ。いつまでも「食わず嫌い」はもったいないですよ。文学の愉しみに触れて、人生について本気で考えてみよう。 |
その他 /Others |
電通大に「文学」という科目があるのは、電通大生に「人生」を考えてもらうためです。人生を教えてくれる最良の先生が、「日本文学の名作」です。 |
キーワード /Keywords |
日本文学、古典文学、神話、和歌、『源氏物語』、エッセイ、御伽草子、近代文学、夏目漱石、森鷗外、三島由紀夫、村上春樹 |