シラバス参照

講義概要/Course Information
2024/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
美術A
英文授業科目名
/Course title (English)
Arts A
科目番号
/Code
HSS307z
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
2/3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
久々湊 直子
居室
/Office
公開E-mail
/e-mail
jinbunkyoumu@bunka.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
 
更新日
/Last update
2019/03/23 17:32:49 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
西洋美術の流れを把握するのが目標である。多くの作例に触れ、その中で、シンボル、象徴、アトリビュートなどの視覚文化特有の「決まりごと」や、頻繁に視覚化されてきたキリスト教主題、ギリシア・ローマ主題の内容と典拠についての知識を身につけることもまた授業の目標である。作品に触れ、考え、それを言葉で表現するという習慣も身につけたい。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
なし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
参考図書は授業内で適宜紹介する。初回の授業のガイダンスはとくに重要なので,受講希望者は初回授業に参加のこと。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
授業は先史・古代からの美術の流れを概説する講義形式であるが、参加者は毎回ワークシートへの取り組みも求められる参加型の講義である。
現在われわれが「美術館の中に安置された《美しいもの》」と考えがちな作品たちが、いかに多様な機能を持っていたか(そして今も持っているか)を知ってもらい、美術作品が生々しく、多弁で、多面的であるかということを授業の中でともに分かち合う。
毎回の授業は、指針となる配布資料と、パワーポイントの画像提示で進行する。前期
1週目:イントロダクション(大まかな様式の流れの把握)
2週目:先史時代/エジプト:絵画・彫刻の発生
3週目: ギリシア・ローマ:「古典」と呼ばれる時代
4週目:古代ギリシア美術 ~自然体を写すこと、理想の形を求めること~
5週目:古代ローマ美術 ~権力表象としての美術~
6週目:中世キリスト教絵画:抽象的な表現/図像の形式化とその種類
7週目: ビザンチン美術:モザイクと象徴の世界
8週目: ロマネスク美術:巡礼とネットワーク
9週目:ゴシック美術:技術の改革とメディアの変化
10週目:ルネサンス期:自然主義的(写実主義的)な表現の復活と発展
11週目:初期ルネサンス:古代を復興する夢~神話世界の表現
12週目:北方ルネサンス:細部に神の宿る絵画
13週目:盛期ルネサンス:教皇・王侯たちの攻防と巨匠たち~
14週目:テクニカルタームのまとめ
15週目: 予備日
授業内容は学生諸君の興味の傾向など事情によって変更されることもあるため,あくまで目安程度に考えること。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
翌週のレジュメが予習用に配布される他、毎回のワークシートで復習を促している。課題として展覧会見学のフィールドワークが課せられる。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
テストと提出物を主な評価対象とする(6割程度)。毎回取り組んでもらうワークシートが授業参加態度を評価する対象となる。
提出物とは,毎回のワークシートと指定用紙による展覧会見学シートである。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
質問や指摘等は授業時(前後休み時間)に受け付ける。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
朝一番の授業でもあり、熱意ある学生に向いている授業だと思われる。
その他
/Others
 
キーワード
/Keywords
西洋文化,美術鑑賞,視覚表象文化理解,異文化理解,メディア・リテラシー,プレゼンテーション理解