シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
文化人類学A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Cultural Anthropology A | ||
科目番号 /Code |
HSS315z | ||
開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
執行 一利 | ||
居室 /Office |
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公開E-mail |
jinbunkyoumu@bunka.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2019/02/28 10:00:41 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
主題)主として婚姻の問題をとりあげて講述する。近代西欧社会の理想とする一夫一婦婚は世界的に見れば決して普遍的ではなく、亡霊婚や女性婚など、それ以外のタイプの婚姻の形態が様々な社会に存在することを具体的に民族誌のなかから紹介する。また、インセスト・タブーの意味を考えた上で、レヴィ=ストロースをはじめとして人類学者の婚姻理論について検討する。また、今日の日本の社会で理想とされる恋愛婚についても取り上げる予定。 達成目標)これだけ国際化、グローバル化が進んでいるにもかかわらず、日本人は異文化理解がへただと言われている。そこで本講義では、異文化理解を主目的とする文化人類学的視覚から人間の文化や社会を考察し、異文化理解の視点を養うことを目的としたい。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
なし |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は用いないが、授業の進行に合わせて参考書を多数紹介する。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
1)ガイダンスと文化人類学の歴史的背景 2)婚姻概論 3)亡霊婚 4)亡霊婚、ヌエル族 5)女性婚 6)訪妻婚 7)訪妻婚、ナーヤル・カースト 8)一妻多夫婚 9)一妻多夫婚、シンハラ社会 10)インセスト・タブーの意味 11)インセスト・タブーの意味、レヴィ・ストロースの解釈 12)交叉イトコ婚、限定交換 13)交叉イトコ婚、一般交換 14)まとめ 15)期末試験と解説 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
ほぼ毎回課するレポートを作成することが必要になる。また、授業内容を理解しているかどうかを確認する小テストなども行うので、授業の復習や課題の学習・レポートの作成に相当の時間を割くことが求められる。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
定期試験の成績を主とし(60%)、レポート、小テスト、出席状況など(40%)を勘案して総合評価の予定。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
特に設けない。なお、試験やレポートについての質問は電子メールでは受け付けない。直接担当教官に申し出ること。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
常時の出席と予習・復習など、授業に対する積極的な参加姿勢が求められる。 |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keywords |
異文化理解、婚姻、未開社会 |