シラバス参照

講義概要/Course Information
2024/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
人間と外交
英文授業科目名
/Course title (English)
People and Diplomacy
科目番号
/Code
HSS504z
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
米山 忠寛
居室
/Office
なし
公開E-mail
/e-mail
jjyone@komazawa-u.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last update
2019/03/03 13:45:02 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
近代から現代の日本政治史・外交史について学んでいきます。幕末から明治・大正・昭和の日本の政治と外交について学ぶ中で、現在の日本の政治や外交の基礎がどのように形作られていったかを学習します。できるだけ現在の政治・外交の問題と関連させて紹介していければと思っています。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
「政治学A」「政治学B」
高校の日本史の科目などは参考になります。
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
教科書は用いずに、ほぼ毎回レジュメを配布する。
講義の進行に際しては
北岡伸一『日本政治史』有斐閣(増補版2017年・旧版2011年)
を参考書として用いる。基礎的な知識の確認・習得にも有益である。
その他に関連する参考書については適宜講義中に紹介する。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
中学や高校での日本史や政治経済の学習の中で日本の政治や外交に
ついてはこれまで皆さんも学習する機会もあったかもしれません。
もちろんそれは基礎的知識として役立ちますが、それを踏まえて
大学での政治史・外交史の一歩進んだ面白さを感じてもらえれば
と思います。
しばしば歴史の科目と聞くと年号・人名・用語をたくさん暗記する
科目だと思い込んでいる方がいらっしゃいますが、この科目では
どちらかといえば歴史の理屈を学ぶことに重点を置いています。

第1回 ガイダンス 近代史・現代史を学ぶ意義
第2回 近代日本の政党政治(1)
第3回 近代日本の政党政治(2)
第4回 戦間期日本の外交 第一次世界大戦後の国際政治
第5回 大正から昭和戦前へ
第6回 昭和初期 政党内閣期の政治状況
第7回 昭和戦前期の位置付けと構図
第8回 政党政治への批判と軍部の政治的進出
第9回 昭和戦前期東アジアの国際環境 満州事変・日中戦争(1)
第10回 昭和戦前期東アジアの国際環境 満州事変・日中戦争(2)
第11回 総力戦と国内政治の模索
第12回 戦時期日本の国内政治の状況
第13回 日米開戦の背景と日本外交
第14回 日米戦争と敗戦・占領 講義の総括とまとめ
第15回 到達度の確認と総括

昨年度は幕末・明治を主に扱いましたが、
今年度は大正・昭和戦前期を主な対象として講義をします。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
講義の内容と現在の政治についての関連について整理し復習しておくことが望ましい。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
筆記試験での評価を基本とします(90%)。
その他に平常点(10%)を加算します。
講義中数回コメントカードを配布し、質問の受け付けと出席状況の把握に用います。
評価基準
  S:授業で扱ったテーマについて、非常に良く理解できていると見なされる。
  A:授業で扱ったテーマについて、十分に理解できているとみなされる。
  B:授業で扱ったテーマについて、概要を理解できているとみなされる。
  C:授業で扱ったテーマについて、基本的なことは理解しているとみなされる。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
適宜相談に応じますが、事前に予約を取って下さい。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
日本政治の歴史的背景について学ぶ機会にしてもらえれば幸いです。
その他
/Others
コメントカードを用いた質問受け付けと応答を3~4回行った。自由な質問を受け付けて、代表的な質問については応答を全員に配布するもので、今年度もできる限り実施予定である。
キーワード
/Keywords
日本政治史 日本外交史 近代日本 現代日本