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講義概要/Course Information
2024/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)		 現代の教育
英文授業科目名
/Course title (English)		 Modern Education
科目番号
/Code		 HSS509z
開講年度
/Academic year		 2019年度 開講年次
/Year offered		 3/4
開講学期
/Semester(s) offered		 前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course		 情報理工学域
授業の方法
/Teaching method		 講義 単位数
/Credits		 2
科目区分
/Category		 総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department		 情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)		 佐々木　啓子・武石　典史
居室
/Office		 東1-513
公開E-mail
/e-mail		 sasaki.keiko@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website		 なし
更新日
/Last update		 2019/07/18 17:34:13 更新状況
/Update status		 公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標（2,000文字以内）
/Themes and goals（up to 2,000 letters）		 現代社会で営まれている教育は学校のみならず家庭、地域社会、職場と、私たちの生活や生き方と深く関わっている。本セミナーでは教育現象を社会学的な視点でとらえることによって、教育の問題を見直すと同時に社会と教育の関連を明らかにし、社会そのものについての理解を深めることを目的とする。
前もって履修
しておくべき科目（1,000文字以内）
/Prerequisites（up to 1,000 letters）		 特になし。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目（1,000文字以内）
/Recommended prerequisites and preparation（up to 1,000 letters）		 特になし。
教科書等（1,000文字以内）
/Course textbooks and materials（up to 1,000 letters）		 配布資料による。
授業内容と
その進め方（2,000文字以内）
/Course outline and weekly schedule（up to 2,000 letters）		 【授業内容】
身近な教育問題をテーマとして、客観的なデータをもとに実態を把握することから始める。次に分析の方法を提示しながら教育問題についての知識を紹介し考察を深める。
主なテーマは以下のようである。授業担当教員の担当回の変更もあり得る。
１．イントロダクション（佐々木・武石）
２．教育問題をどう見るか（佐々木）
３．いじめ、不登校、学校崩壊（佐々木）
４．グロバール化と教育（佐々木・武石）
５．外国国籍の子どもたち（佐々木・武石）
６．エスニシティーと教育（武石）
７．多文化状況と教育（武石）
８．産業化と教育：経済発展・技術革新と教育（武石）
９．人材の発見－選抜－育－配置－評価（武石）
10．「能力」とは？「実力」とは？（武石）
11．文化と教育：階層文化と教育（武石）
12．対抗文化論、文化的再生産と教育（武石）
13．階層・階級、社会移動と教育（武石）
14．格差社会－貧困問題と教育（佐々木・武石）
15．教育教育改革の世界的動向（佐々木・武石）
【授業の進め方】
テーマは参加者の問題関心を参考にしながら選びます。まずは教育を社会学的視点で見るとはどういうことか、教育社会学の方法を学び若干の理論を提示します。次に教育問題について議論しデータを調べると同時に、分析のための知識を学び知見を参加者で共有します。そこから新たな問題や課題が提起できれば成功です。各テーマにつき授業内でコメント書いてもらいます。次週にはそのコメントをもとに議論を発展させていきます。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
（予習・復習等）（1,000文字以内）
/Preparation and review outside class（up to 1,000 letters）		 教育問題に関心をもつこと。新聞に掲載されている教育記事、特集、コラムを読むこと。
成績評価方法
および評価基準
（最低達成基準を含む）
（1,000文字以内）
/Evaluation and grading
（up to 1,000 letters）		 授業内論述試験７０％、コメントなどの平常点３０％。
オフィスアワー：
授業相談（1,000文字以内）
/Office hours（up to 1,000 letters）		 短時間（概ね５分以内）であれば適宜可能。それ以外は電子メールで受け付け時間などを相談時間などを設定。
学生へのメッセージ（1,000文字以内）
/Message for students（up to 1,000 letters）		 将来、教師を志す人もそうでない人にとっても、教育は皆さんの生活や人生設計に関わってきます。企業に就職すると先ずは新人教育を受けますが次年度には後輩を教育する立場になることもあります。家庭をもてば子どもの教育に関わらざるを得ません。そうした身近な教育の問題点を発見し自ら考えていく態度を養いたいと思います。
その他
/Others		 特になし。
キーワード
/Keywords		 教育問題、社会学的視点、階層と教育