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講義概要/Course Information
2024/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
日本の科学と技術A
英文授業科目名
/Course title (English)
Science and Technology in Japan A
科目番号
/Code
GSE501z
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
中井 日佐司・Choo Cheow Keong
居室
/Office
東2-211(中井)、東2-304(チュウ)
公開E-mail
/e-mail
中井<nakai@fedu.uec.ac.jp>, チュウ <choo-c@uec.ac.jp>
授業関連Webページ
/Course website
http://webclass.cdel.uec.ac.jp/webclass/
更新日
/Last update
2019/07/08 17:10:14 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
(a)主題:技術者として,研究者として将来の展望を得るために,現代日本の
科学と技術,およびこれらの歴史と現状を通した日本における研究・開発の特
質を考察する.
(b)達成目標:セミナー形式の授業を通して,受講者間の相互質問・討論によっ
て主題に関する理解を深める.さらに主題に関連する調査発表を通じて自分
の意見に対する客観性を養う.
(c)その他:学域留学生対象に企画されている授業であるが,日本人学生の参
加も認める.
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
なし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
なし。プリントおよびWebによる教材提供。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
2人の教員によって,2つのテーマ(「分析技術と日本の科学・技術(中井)」,
「環境・エネルギーと計測(チュウ)」が扱われる.それぞれの授業内容とその進め方は以下の通りである.
(a) 主題 (前半後半共通)
1) 所属学域・プログラムにおける分析・計測手法を調査し,その計測
手法を理解し,他の受講者と共有する.
2) 所属学域・プログラムの教員が加入している学会(*)の会誌から分析,計測に関する方法,
手法,機器に関連した記事を調査し,ポスターとしてクラスで紹介し,他の
受講者と共有する.
* 学会とは,専門的な学術情報を共有,それを議論して発展させる場である.

(b) 達成目標(前半後半共通)
所属学科に関連する計測技術の意義,原理,実例や展望を説明できるように
なること.

(c) 副読本等(前半後半共通)
 授業中に紹介する.

(d) 授業内容
第 1回:前半・後半を通しての授業説明と登録
前半「環境・エネルギーと計測(チュウ)」
第 2回:エネルギー・環境問題
第 3回:工学的な視点---計測と環境・エネルギー
第 4回:環境・エネルギーを専門とする学会
第 5回:日本における環境・エネルギーと計測
第 6回:世界における環境・エネルギーと計測
第 7回:環境・エネルギー問題に関連する分野
第 8回:まとめ

後半「計測技術と日本の科学・技術(中井)」
第 9回:学会および計測技術について,学科専門実験に関する調査
第10回:学科専門実験に関する報告,情報共有
第11回:所属学科に関連する学会の調査と報告
第12回:学会誌の探査、紹介内容調査
第13回:紹介内容のアウトライン作成,検討
第14回:ポスター作成
第15回:各人によるポスター発表,講評

[授業の進め方]
毎回の授業は下記のように進める.
1. 前回の課題講評と共有,議論
2. 今回の課題発表および受講者による課題遂行
3. 担当者への報告
最終回はポスター発表をおこなう.
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
文献調査を課する場合がある。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
(a)評価基準
セミナー形式の授業であるので、質問・討論によってセミナー参加者全員(講
師を含む)が自分自身の論理・知識の形成をおこなっていくことに大きな意味
がある。したがって、実験などと同様に、(1)原則的に全授業毎の課題をその日
に遂行すること,(2) プレゼンテーションを行なうことが単位取得の最低達成基
準となる。

(b) 評価方法
成績評価 = (70%:質問・討論への参加) + (30%:レポート・発表)
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
月〜金の昼休み.他の時間でも対応可能の場合には相談をうけつけます.
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
自分の意見を他のひとにわかってもらうためには,まず,他人の意見を「聴く
ことができる」ようになっていなければなりません.これがなかなか難しい.
なぜなら,他人の意見を聴くためには自分の意見を客観的にみて,それを基準
にして他人の意見を理解しなければならないからです.これもなかなかに難し
い.しかし,良質な議論によってえられる結論は参加人数に比例するどころか,
その2乗,3乗の成果が得られると言われています.
議論を深めることによって新しい概念や知識を得るためのトレーニングの機会
として,この授業をおおいに活用してください.
その他
/Others
なし。
キーワード
/Keywords
計測技術,エネルギー・環境,情報共有,報告書作成