シラバス参照
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シラバス参照
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| 講義概要/Course Information |
| 科目基礎情報/General Information |
| 授業科目名 /Course title (Japanese) |
人間と教育 | ||
|---|---|---|---|
| 英文授業科目名 /Course title (English) |
Human and Education | ||
| 科目番号 /Code |
HSS609z | ||
| 開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
| 開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
| 授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
| 科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
| 開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
| 担当教員名 /Lecturer(s) |
佐々木啓子・武石典史 | ||
| 居室 /Office |
東1-513 | ||
| 公開E-mail |
sasaki.keiko@uec.ac.jp | ||
| 授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
| 更新日 /Last update |
2019/03/17 09:12:30 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
| 講義情報/Course Description |
| 主題および 達成目標（2,000文字以内） /Themes and goals（up to 2,000 letters） |
教育とは何かを考えると、どのような人間に育てるかという人間観の問題に突き当たる。人間についての問いは古代より先哲によって問われてきた。カントは人間は人間によってはじめて人間となることができるという。本講義では教育を人間との関わり、特に家族における子どもと親の関係性や、教師と生徒の関係性を主に西洋教育史のなかで追求したいと思う。 |
|---|---|
| 前もって履修 しておくべき科目（1,000文字以内） /Prerequisites（up to 1,000 letters） |
特になし。 |
| 前もって履修しておくこ とが望ましい科目（1,000文字以内） /Recommended prerequisites and preparation（up to 1,000 letters） |
特になし。 |
| 教科書等（1,000文字以内） /Course textbooks and materials（up to 1,000 letters） |
配布資料によるが以下の文献を予定。 ・J.ルソー『エミール』（1762年）今野一雄訳，岩波文庫，1962年。 ・Ph.アリエス（1960年）杉山光信・杉山恵美子訳『＜子供＞の誕生―アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』みすず書房，1980年。 ・森田伸子『子どもの時代―『エミール』のパラドックス』新曜社，1986年。 ・E.ショーター『近代家族の形成』（1975年）田中俊宏他訳，昭和堂，1987年。 ・広田照幸『日本人のしつけは衰退したか』講談社，1999年。 |
| 授業内容と その進め方（2,000文字以内） /Course outline and weekly schedule（up to 2,000 letters） |
【授業内容】佐々木と武石が担当。担当回は変更の可能性あり。 1．古代ギリシャの教育思想―ソクラテス、プラトン(佐々木・武石） 2．中世、ルネッサンス、宗教改革(武石） 3.啓蒙主義の教育思想(武石） 4.「近代家族」の形成と教育(武石） 5．子どもに対するまなざしの変化(佐々木） 6．家族のなかの「子ども」(佐々木） 7．子供期の出現(佐々木） 8．「教育」の誕生(佐々木） 9．青年期の出現(武石） 10．幼年期、少年期の分節化（武石） 11．学校の制度化（武石） 12．通過儀は何か（武石） 14．成人期と老人期(佐々木） 15．まとめ：人間と教育(佐々木・武石） 【授業の進め方】 講義形式とする。文献の抜粋を読んでコメントを求める。 |
| 実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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| 授業時間外の学習 （予習・復習等）（1,000文字以内） /Preparation and review outside class（up to 1,000 letters） |
教育に関する本をできるだけ読んでください。 |
| 成績評価方法 および評価基準 （最低達成基準を含む） （1,000文字以内） /Evaluation and grading （up to 1,000 letters） |
授業内試験７０％、適宜、授業中に提出のコメント３０％、出席率などの平常点１０％による総合評価。 |
| オフィスアワー： 授業相談（1,000文字以内） /Office hours（up to 1,000 letters） |
短時間（５分程度）の相談は随時可能。その他の相談は電子メールにて受け付け相談時間を設定。 |
| 学生へのメッセージ（1,000文字以内） /Message for students（up to 1,000 letters） |
皆さんがこれまで受けてきた教育―家庭教育、学校教育を振返ってみてください。古代より人々が求めていたより良く生きる、より良い人間に育てたいと思う親や教師の気持ちが、近代にどのようにつながっていったか、あるいは変化して今日に至ったかを、西洋社会、そして現代の日本まで通時的に追及したいと思います。 |
| その他 /Others |
特になし |
| キーワード /Keywords |
近代家族、子ども観の変化、大人と子ども、教師と生徒 |