シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
ベンチャービジネス概論 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Introduction to Venture Business | ||
科目番号 /Code |
CAR505z | ||
開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
実践教育科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
安部 博文 | ||
居室 /Office |
東7号館321室 | ||
公開E-mail |
vbg@sangaku.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
https://www.uec.ac.jp/research/venture/contest.html | ||
更新日 /Last update |
2019/03/11 15:20:19 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
▼主題 変化のスピードが速いデジタル化時代、受講生が社会に出て成長し続けるためのヒントを、ベンチャービジネス(成長分野にいる企業やエンジニア)の視点から提供します。 ▼達成目標 (1)ビジネス分野の知識量を増やす ・材料:事業計画書。意義と構成を理解する。これにより受講生は、企画立案に必要な条件を網羅的に把握できる。さらに、ビジネス分野の基本用語が理解できるので、就活や社会人との会話に役立つ。 ・ゲスト:授業の趣旨に賛同する10名のエンジニアや経営者が無償ボランティアで受講生に情報提供してくれます。 (2)行動力 ・事業計画書の知識を活かして企画を作成し、UECものづくりコンテスト2019にエントリーする。 (2)コミュニケーション力 ・受講生の中から新しい知人を30人つくる。挨拶、自己紹介。 ・グループやゲストとのQ&A、ゲストにお送りするポジティブな感想文。 ・ものコン入賞者は、ポスターセッション、プレゼン、交流会の機会を活用。 ・NEDO Technology Commercialization Program の挑戦など次のステップを紹介。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
なし |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
なし |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
▼授業の構成: (1)講義と演習の回: 事業計画書の構成と項目を解説し、受講生が実践的に理解できるようにします。 (2)ゲストをお招きする回: 電通大認定ベンチャー企業、UECアライアンスセンター入居している企業、ものコンの協賛企業等からエンジニアや経営者をお招きします。受講生が将来、エンジニアとして活躍している姿をイメージするに役立てます。 10分 情報提供、企業・事業紹介 30分 ゲストのお話 安部が質問しお答えいただく形 15分 初対面の受講生グループでゲストの情報について感想を交換、聞きたいことを相談 15分 ゲストとQ&A 10分 感想文 まとめてゲストに後日お送りします 10分 総括 (3)試験 事業計画書の構成と項目に関する理解度の測定 ▼募集学生数は100名程度。 ▼講義の最終回に知識の定着を測るための試験を行います。 第1回 4月10日 ガイダンス: 授業の狙いは、受講生が自分の専門能力、および自分と社会をつなぐインターフェース(挨拶をはじめとするコミュニケーション)の重要性を確認し、専門能力を社会で活かす力を強化することです。ガイダンスでは、授業の構成と各回の内容を説明します。 アウトプットの機会の紹介:ものづくりコンテスト、NEDO:Technolgy Commercialization Programなど在学中の活動実績になる機会を説明します。 演習: 新しい知人作り(目標2人) 第2回 4月17日 事業計画書: 自分の考えをまとめ、外部に伝える手段のひとつです。活用場面は、プロジェクト組成、資金調達、支援制度利用時等です。事業計画書は、事実情報、ストーリー、予想決算書の3要素で構成されています。この3要素の意義と書き方を理解することによって、バランスの取れた企画立案スキルを身につけることができます。学生時代に知るメリットは大きいと言えます。 演習: 新しい知人作り(目標2人) 第3回 4月24日 事業計画書とものコン応募書類の作成演習: 事業計画書の概念を理解した次のステップとして、実際に自分のアイディアを事業計画書に落とし込みます。計画書の項目ごとの意味を一段と深く理解できます。自分の名刺代わりの事業計画書を持つことにより、エンジニア学生の武器・ポートフォリオのコンテンツにすることできます。事業計画書をアウトプットするためものコンの応募書類にリライトします。 演習: 新しい知人作り(目標2人) 第4回 5月8日 ゲストをお招きする回(1) 株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズ コミュニケーション本部 フィールドマーケティング部 ゼネラルマネージャー 宋 珠憲(そん・じゅほん)氏 大学時代、可能性を拡げる方法と事例紹介 https://www.kddi-webcommunications.co.jp/ 第5回 5月15日 ゲストをお招きする回(2) COLLATE 代表 中田一葉(なかた・かずは)氏 エンジニアの創造物を買い手・使い手に届けて社会的価値にする発想と具体的にどうする? https://www.collat.jp/ 第6回 5月22日 ゲストをお招きする回(3) 株式会社ハートビーツ 代表取締役 藤崎正範(ふじさき・まさのり)氏 卒業生の立場から、社会で成長するエンジニア像 https://heartbeats.jp/ 第7回 5月29日 ゲストをお招きする回(4) モバイルクリエイト株式会社(東証一部上場企業) 代表取締役社長 村井雄司(むらい・ゆうじ)氏 完成イメージと高い技術力の重要性 https://www.mcinc.jp/ 第8回 6月5日 ゲストをお招きする回(5) 株式会社エイトレッド(マザーズ上場企業) 取締役開発本部長 丸山嘉伸(まるやま・よしのぶ)氏 成長し続けるエンジニアの特長 https://www.atled.jp/ 第9回 6月12日 ゲストをお招きする回(6) DMM.COM CTO室 矢嶋裕介(やじま・ゆうすけ)氏 卒業生、電通大技術系サークルTeRes創立メンバーのひとり。成長し続けるエンジニア、チームに欠かせない人の特長 https://www.dmm.com/ 第10回 6月19日 ゲストをお招きする回(7) アナログ・デバイセズ株式会社 インダストリアル&インフラストラクチャーセグメント 柿沼淳(かきぬま・じゅん)氏 外資系企業で成長し続けるエンジニアの特長やチームに欠かせない人の特長 https://www.analog.com/jp/index.html 第11回 6月26日 ゲストをお招きする回(8) 株式会社MNU 代表取締役 雪本修一(ゆきもと・しゅういち)氏 電通大で社会人修士の経験を持つ立場で、学生の時代にやっておくと良いことをお伝えする http://www.usa-mimi.jp/ 第12回 7月3日 ゲストをお招きする回(9) Retty株式会社 CTO 樽石将人(たるいし・まさと)氏 本学在学中からRedHatで活動し、Googleではソフトエンジニアとして活躍した経験から受講生にメッセージを送る https://corp.retty.me/ 第13回 7月10日 ゲストをお招きする回(10) 合同会社Georepublic Japan システムエンジニア 渡邊 玲央(わたなべ・れお)氏 公務員として勤務しながら社会人修士として本学の研究科を修了、IT企業へ転職した経験から受講生にメッセージを送る。 https://georepublic.info/ja/imprint/ 第14回 7月17日 授業の総括、グループ発表演習 演習: 新しい知人作り(目標2人) 第15回 7月24日 授業で得た知識の実践的活用法について ビジネス分野の知識量試験 演習: 新しい知人作り(目標2人) |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
企画を考え、事業計画書に書き込む作業(この作業を通して、計画書の各項目の意味を深く知ることができる)。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(1) ものコン: 応募書類の提出(10点)、書類審査を通過した(10点)【20点】 (2) ゲストへの感想文: 1回ごと提出(2点)+評価点(4点)で計算【60点】 (3) ビジネス分野の知識量試験: 【20点】 70点以上を合格とします |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
メールにて受付 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
知識を増やすだけでなく、アクティブに学ぶことにより、研究活動の上でも、社会に出てからでも役に立つ技能を身に着けることができる授業です。 前もって授業資料に目を通してください。ゲストの回は、会社概要と事業内容を理解している前提で授業を進めます。 |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keywords |
アントレプレナーシップ、デジタル化、コミュニケーション、事業計画、戦略 |