シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
教育原理B(集中) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Principles of Education B | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
教職科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
井口 博充 | ||
居室 /Office |
非常勤講師 | ||
公開E-mail |
ia002339@edu.cc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし。 | ||
更新日 /Last update |
2019/03/18 14:58:26 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
本講義の目標は、受講者が教育、教職への関心を高め、理解を深め、教育を客観的に分析する能力を養うことである。即ち、教育哲学、教育史、比較教育の観点も取り入れながら、日本及び世界の教育に関する様々なテーマや課題を考察し、教育の現状についての理論的背景を探るとともに、教育に関する自らの視点や考えをまとめ、クリティカル(批判的)に思考する力を伸ばすことをねらいとする。具体的には、(1)現代の教育に影響を与えている様々な外部的要因を認識できること、(2)現代の教育が直面する様々な問題についての見解が持てるようになること、(3)「教育」が成り立っている前提についての歴史的経緯を理解することを到達目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
なし。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書:藤田由美子、谷田川ルミ『ダイバーシティ時代の教育の原理』学文社、2018年。 参考書:広田照幸、伊藤茂樹『教育はなぜまちがって語られるのか?』日本図書センター、2010年。井口博充『情報・メディア・教育の社会学』東信堂、2003年。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
第1回:イントロダクション:現代における「教育」の理念 第2回:教育をみる視点 第3回:教育思想と知識観(1):ディスカッション 第4回:教育思想:多様な教育理論とそのメタファー 第5回:教育思想と知識観(2):プレゼンテーション 第6回:今日の教育問題と歴史的視点 第7回:世界の教育の歴史的動向:「子ども」の誕生、近代学校の成立 第8回:日本の教育の歴史と価値観の葛藤 第9回:文化的少数者の教育の歴史 第10回:歴史における教育問題:ディベート 第11回:教育比較の視点 第12回:グローバル化と現代教育思想 第13回:新しい教育理論とクリティカルな視点 第14回:教育理論と実践:ショウ・アンド・テル 第15回:まとめ |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
最後の日の発表が一番重要なので、何をやるのか早めに決めて材料を探し、時間制限の中でうまく発表できるように練習してくることが望ましい。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
評価方法 授業内での小エッセイ:50% 授業における活動(例えば、ディスカッション、ディベート) への積極的参加と貢献:30% 最終発表:20% 評価基準 コメントやエッセー等においては、授業内容を理解した上で、自分の理解及び意見を述 べることができること。 授業への参加においては、積極的に質問などをしたり、指名されたおりに自分の考えを 述べたりできること。 発表を聴く際には、発表者をサポートする態度を忘れず、建設的で有意義な質問等がで きること。 小エッセー及び授業案やアイディアの記述及び発表においては、講義内容を理解してい ること。 無断欠席をしないこと。3回以上の欠席をしないこと。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
講義の終了後、適宜相談に応じる。時間を要する質問等については、事前にアポイント メントをとるのが望ましい。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
現代の日本で教育に携わるのは、必ずしも簡単なことではありません。教師になると、どうしても実践に追われてしまうので、その時に直面する(と思われる)出来事を、マクロな視点からクリティカルに考察できる、現代教育学の基礎的な思考方法を学んでほしいと思います。ディベートやプリゼンテーションを行う授業に積極的に参加することによって、講義の内容を楽しく学んでほしいと思っています。教師にならない選択をする人も、この授業をきっかけに、教育問題を深く、理論的に考えることができるような社会人になって欲しいと思っています。 |
その他 /Others |
なし。 |
キーワード /Keywords |
学校制度、「子ども」の誕生、公教育、「進歩主義教育」、平等、平和、国際比較、参加型授業 |