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講義概要/Course Information
2024/04/27 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
確率論
英文授業科目名
/Course title (English)
Introduction to Theory of Probability
科目番号
/Code
INS301a INS301b INS301c INS301d
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
Ⅰ類
担当教員名
/Lecturer(s)
山本 渉
居室
/Office
西5-601
公開E-mail
/e-mail
下記の授業関連Webページに記載 (学内限定)
授業関連Webページ
/Course website
http://stat.inf.uec.ac.jp/doku.php?id=prob:2019
更新日
/Last update
2019/02/22 19:08:07 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
本講義では不確実性をもつ現象を理解し、そのモデル化および解析に必要となる確率論について学習する。受講生がある程度複雑な事象の確率を計算できるようになることを目標とする。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
微分積分学第一,第二
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
線形代数学第一,第二
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
久保木 久孝 著『確率・統計解析の基礎』(朝倉書店)
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
確率の基礎概念から出発し,確率変数と確率分布および期待値の概念を導入し,具体的な事象を記述する確率分布モデルを講義する.さらに,統計学への橋渡しとなる大数の法則と中心極限定理および標本分布について学ぶ.

(a) 授業内容
第 1回:確率の基礎概念(1)事象,確率
第 2回:確率の基礎概念(2)条件つき確率と独立性,ベイズの定理
第 3回:確率変数と分布関数(1)確率変数,確率分布,分布関数
第 4回:確率変数と分布関数(2)確率変数のモーメント,分散
第 5回:確率ベクトルと分布関数(1)確率ベクトル,同時分布,周辺分布
第 6回:確率ベクトルと分布関数(2)確率変数の独立性,同時モーメント,共分散,相関係数
第 7回:モーメント母関数とその応用
第 8回:中間試験および解説
第 9回:大数の法則
第10回:中心極限定理  
第11回:離散型確率モデル(1)ベルヌーイ分布,二項分布,幾何分布
第12回:離散型確率モデル(2)負の二項分布,ポアソン分布
第13回:連続型確率モデル(1)指数分布,正規分布
第14回:連続型確率モデル(2)2変量正規分布
第15回:標本分布論

(b) 授業の進め方
講義では理論と考え方を中心に説明する。
講義数回ごとに課すレポート課題を演習の機会とし、応用の感覚を養ってもらう。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
講義数回ごとに、レポート課題を課すので、それらへの取り組みを通して、復習をして欲しい。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
授業中に行う演習と期末試験によって評価する。合格の最低基準は,演習課題の復習問題や同程度の類題を解くことができる学力を身につけたかどうかである。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
月曜5限をオフィスアワーとする。質問等は講義の後に尋ねて頂いても良いし、講義の後もしくはメールにてアポイントメントをとって訪ねてもらっても構わない。またメールでの質問も受け付けるが、込み入った話であれば、対面での相談をこちらは望みたい。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
確率論は、不確実な現象の定量的な評価には欠かせない学問である。数学としての確率論と、数理モデル論としての確率論の双方の入門になれば、との気持ちで教えるので、より専門的な科目を学ぶ準備として、積極的に学んで欲しい。
その他
/Others
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キーワード
/Keywords
確率,確率変数,確率分布,モーメント,大数の法則,中心極限定理,分布論