シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
マーケティング科学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Marketing Science | ||
科目番号 /Code |
MSS604b | ||
開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅰ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
森岡 耕作 | ||
居室 /Office |
なし | ||
公開E-mail |
morioka@tku.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2019/07/17 11:30:56 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
<主題> 本講義では、人々が求めるものを生み出すという基本的前提(Allenby and Brazell, 2015)に立脚し、曖昧なビジネス・センスなどではなく、明確な論理に基づいてマーケティングを理解するためのモデルをとりあげる。具体的には、消費者の製品選択モデルの1つである多属性モデルをとりあげ、それに基づいてマーケティングの基礎概念や企業のマーケティング活動を理解するための方法を紹介する。 <到達目標> 消費者行動のモデルを理解した上で、企業のマーケティング行動を分析し、かつ、任意企業のマーケティング意思決定を行えるような応用力を身につける。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特になし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
経済学や統計学に関連する科目 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
特に指定しない。ただし、必要に応じて授業内において資料を配布する。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
<授業内容> 第1回:マーケティングの基礎概念の確認 第2回:マーケティング目標 第3回:多属性空間と知覚マップ 第4回:選好ベクトル 第5回:選好分布と市場シェア 第6回:広告政策と市場シェア 第7回:流通政策と市場シェア 第8回:仮想市場の構築 第9回:仮想市場とシミュレーション 第10回:競争の同定 第11回:消費者ニーズの同定 第12回:セグメンテーションの同定 第13回:製品改良の方向性の同定 第14回:マーケティング戦略の最適化 第15回:マーケティング工学へ向けて <進め方> この授業は、レクチャーと簡単な実習とによって構成される。具体的には、各回において基礎的な事項を紹介したのち、それについて実際に手を動かして計算したりすることが求められる。その反復によって、マーケティングの本質的な理解ができるようになると期待される。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
<予習> 次回授業の内容について、事前に調べておくべきことを授業の最後に提示するので、それに従って関連する本を読んだり、関連する情報を探索したりすることが求められる。 <復習> 授業内容をまとめ、必要に応じて、授業内で課される課題レポートを作成する。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
<評価方法> 授業参加(授業内発言・課題)30%/期末レポート70% <評価基準> 上記評価方法に基づいて算出される合計得点が総得点の60%以上であることをもって合格最低基準とする。なお、この基準は「消費者行動に関するモデルを理解し、それに基づいて企業のマーケティング行動を実際に分析できる」ことに対応する。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
授業の前後の時間、ないしメール(morioka@tku.ac.jp)にて質問・相談等を受けつける。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
マーケティングに求められるスキルは、エンジニアに求められるスキルに似ている。実際に手を動かしながらマーケティングの基礎概念を1つひとつ理解していくと、そのことを実感できよう。その意味で、ビジネス志向の学生のみならず、エンジニア志向の学生の履修を望む。 |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keywords |
マーケティング、消費者行動 |