シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
情報数理工学実験第二A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Mathematical Information Science Laboratory ⅡA | ||
科目番号 /Code |
COM601c | ||
開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
実験 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅰ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
仲谷 栄伸 | ||
居室 /Office |
授業時に各課題ごとに連絡 | ||
公開E-mail |
授業時に各課題ごとに連絡方法を配布 | ||
授業関連Webページ /Course website |
授業時に各課題ごとに連絡 | ||
更新日 /Last update |
2019/12/16 12:19:33 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
情報数理工学に対応した応用的な実習をおこなう。 各課題について、的確な問題分析とシステムの設計、実現、評価ができること、 明晰な報告書を作成できることを目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
情報数理工学実験第一 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特になし。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
課題ごとに資料を配布する。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
実験の概要 情報数理工学実験第二Bと一体となって実施する。具体的な日程、実施方法については7月に説明会を開く。すべての学生がコンピュータネットワークに関する課題群と、情報数理工学の応用にあたる内容をもつ課題群からそれぞれひとつずつを履修する。 授業計画 実験は2ラウンドからなり、1ラウンド7回(1回=2コマ)で構成される。ラウンド1はネットワークに関する三つの課題、課題1A(ネットワークプログラミング)、課題1B(ネットワークプロトコルの解析)、課題1C(ネットワークアプリケーションの代表であるウェブアプリケーション)のうちのいずれかを選んで全員が履修する。ラウンド2は情報数理工学の応用に関する三つの課題、課題2A、課題2B、課題2Cのうちのいずれかを選んで全員が履修する。各課題の対応人数はほぼ同数であり、履修課題は希望および情報数理工学実験第一の成績に基づいて決定する。具体的にどういう課題があるかは、7月の説明会にて示す。 第1回 ガイダンス 第2回から第8回は課題1A、課題1B、課題1Cに応じてそれぞれ以下のとおりである。 課題1A(ネットワークプログラミング)の場合 第2回 インターネットとプロトコル 第3回 ソケットを用いたプロセス間通信 第4回 ストリーム型ソケットとデータグラム型ソケット 第5回 1対1の通信を行うプログラム 第6回 1対多の通信を行うプログラム: fork の利用 第7回 1対多の通信を行うプログラム: select の利用 第8回 一般的なサーバプログラミング 課題1B(無線ネットワークの模擬によるネットワークプロトコルの仕組み理解)の場合 第2回 無線ネットワークの概要 第3回 CSMA/CAチャネルアクセス方式 第4回 送信レートの動的調整 第5回 パケットキュー 第6回 TCPフロー制御 第7回 評価指標 第8回 総合シミュレーション評価 課題1C(JavaWEBサーバとDBサーバ構築)の場合 第2回 JavaによるWebアプリケーション開発 第3回 Eclipse開発環境 第4回 JSP,Servletによるサーバ側プログラミング 第5回 データベースサーバとSQL 第6回 JDBCによるDB接続プログラミング 第7回 MVCによるWebアプリケーション開発 第8回 評価 第9回から第15回は課題2A、課題2B、課題2Cに応じて それぞれ以下のとおりである。 課題2A(セマンティックWebデータの検索プログラミング)の場合 第9回 セマンティックWebとグローバルなRDFデータ 第10回 RDFとRDFスキーマの標準語彙によるRDFデータの設計 第11回 RDFデータの読み込みとインデックスデータ構造の実装 第12回 SPARQLに基づく単一クエリ処理の開発 第13回 SPARQLに基づく複雑なクエリ処理の開発 第14回 RDFスキーマによる推論処理の開発 第15回 評価 課題2B(オブジェクト指向ソフトウェア開発)の場合 第9回 オブジェクト指向ソフトウェア開発について 第10回 対話型システムの要求定義 第11回 論理構造の分析 第12回 論理構造の設計 第13回 振る舞いの設計 第14回 プログラムの作成 第15回 評価 課題2C(コンピュータサイエンスと教育)の場合 第9回 マイコンボードの基本操作 第10回 マイコンボードの機能 第11回 ネットワークプログラミング 第12回 IoTを考慮したプログラミング 第13回 STEM教育の提案 第14回 STEM教育の実装 第15回 相互評価 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
レポート課題については、授業時間内に終わらない場合は、授業時間外に行わなければならない。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
レポートと面接試験による。1課題でもレポート未提出なら不可。 履修した2課題を平均して 60点以上の点数を取ることが、合格の最低基準である。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
統一して設けることはしない。 実験の時間内、あるいは、電子メ-ルを利用して質問すること。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
この科目に合格しなければ、卒業研究に着手できないので、懸命に努力すること。 |
その他 /Others |
各担当者のメールアドレスはガイダンス時に配布。 |
キーワード /Keywords |
ネットワーク、Java、Webサーバ、DBサーバ、オブジェクト指向ソフトウェア開発 |