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講義概要/Course Information
2024/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
基礎電磁気学(Iエリア)
英文授業科目名
/Course title (English)
Electromagnetism Fundamentals
科目番号
/Code
PHY301e PHY301f PHY301g PHY301h PHY301i
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
Ⅱ類
担当教員名
/Lecturer(s)
鈴木 淳
居室
/Office
西10-343
公開E-mail
/e-mail
junsuzuki@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.q-phys.lab.uec.ac.jp/
更新日
/Last update
2019/03/01 09:43:33 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
現代社会において用いられている様々な技術の基盤をなす電磁気学の基礎概念を分かりやすく導入することをテーマとする.電荷,電界,電位,電流,磁界の間の関係を記述する法則の意味を正確に理解し,電磁気現象をイメージできるようになることを目標とする.
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
物理学概論や微分積分,線形代数などの理数系基礎科目
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
教科書は特に指定しないが,参考書としては以下の 3 冊を挙げる:
砂川重信 電磁気学 初めて学ぶ人のために 培風館
藤田広一 電磁気学ノート コロナ社
渡辺征夫,青柳晃 電磁気学(工科の物理) 培風館

授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
第1回: 電磁気学を学ぶ意義、ベクトル解析1:表記法、和、内積、外積
第2回: ベクトル解析2:線積分、面積分
第3回: クーロンの法則、遠隔作用と近接作用、電界
第4回: ガウスの法則
第5回: ガウスの法則の応用
第6回: 導体、静電誘導と静電遮蔽
第7回: 電荷を運んだ時の仕事、電位、等電位面
第8回: 電位と電場の関係、電気双極子
第9回: 静電容量、静電エネルギー
第10回: 電流、電荷保存則、オームの法則
第11回: アンペールの力と磁束密度、磁束密度に関するガウスの法則
第12回: ビオ・サバールの法則
第13回: アンペールの法則、ローレンツ力
第14回: ファラデーの電磁誘導の法則
第15回: 変位電流、マクスウェルの方程式
定期試験
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
講義時間中に行う小テスト、およびレポート課題等の問題が確実に解けるようになるまで復習を行うこと。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
(a) 成績評価方法:
期末試験の成績、講義時間中の小テストおよびレポート課題等の評価を総合して判定する。小テストおよびレポート課題等の評価点を 30%、期末試験の評価点を 70% とし、総合点の60% 以上を合格とする。

(b) 評価基準:
以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。
1. 電界の概念、および電荷分布と電界の関係を理解し、クーロンの法則やガウスの法則(積分形)を用いて静電界を正しく求めることができる。
2. 電位と電界の関係を理解し、電気双極子によって作られる電界や、静電界中に置かれた導体近傍の電界をイメージすることができる。
3. 電荷の運動と電流の関係、および定常電流の性質、電荷保存則や一般化されたオームの法則を理解することができる。
4. 定常常流から、ビオ・サバールの法則、アンペールの法則(積分形)を用いて静磁界を計算することができる。
5. ファラデーの電磁誘導の法則、および変位電流の概念を理解し、時間変化する電磁界が相互作用する様子をイメージすることができる。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
授業終了後に質問を受け付ける. この時間に都合が付かない場合にはメールにより別途アポイントメントを取ること.
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
なし
その他
/Others
なし
キーワード
/Keywords
静電界, 電位, ガウスの法則, 誘電体, コンデンサ, 定常電流, 静磁場, アンペールの法則, 磁場のガウスの法則, 磁性体, ファラデーの電磁誘導の法則, マクスウェルの方程式