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講義概要/Course Information
2024/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
電磁気学第一
英文授業科目名
/Course title (English)
Electromagnetism Ⅰ
科目番号
/Code
PHY401f PHY401g
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
Ⅱ類
担当教員名
/Lecturer(s)
安藤 芳晃
居室
/Office
西2-705
公開E-mail
/e-mail
y-ando@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.emlab.cei.uec.ac.jp/jugyo/
更新日
/Last update
2019/02/22 11:20:16 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
基礎電磁気学で学んだ内容を踏まえ、ベクトル解析を導入して、静電気現象についての広範な理論と、それらの工学的利用について系統的に学習する。ガウスの法則など、各種法則を微分形式での記述に直し、それらの持つ性質について学習する。また、補助ポテンシャルを導入し、ポテンシャルから電界を決定する方法について学習する。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
基礎電磁気学(単位未修得でも構いません)
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
微分積分学第一、第二
線形代数学第一、第二
物理学概論第一、第二
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
オリジナルのテキストをウェブで配布します。
初級者用のテキストとしては、渡辺・青柳「工科の物理3 電磁気学」(培風館)を挙げますが、
購入しなくて結構です。
参考書として以下を挙げます。
砂川「電磁気学」(培風館)
藤田「電磁気学ノート」(コロナ社)
宇野・白井「電磁気学」(コロナ社)
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
以下の事項について講義を行う予定です。
第1回:クーロンの法則、電界
第2回:線電荷分布がつくる電界
第3回:面および体積電荷分布がつくる電界
第4回:真空中のガウスの法則
第5回:真空中のガウスの法則の応用
第6回:真空中のガウスの法則の微分系、ガウスの定理
第7回:静電界渦なしの法則、電位
第8回:静電界渦なしの法則の微分系、ストークスの定理
第9回:電位と電界の関係、勾配
第10回:これまでの復習
第11回:導体と静電容量、静電場のエネルギー
第12回:導体系
第13回:誘電体、分極、電束密度、ガウスの法則
第14回:境界条件、誘電体を一部装荷したコンデンサ
第15回:ポアソンの方程式、境界値問題
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
講義プリントは、ウェブで公開します。講義に先だって、自分で予習をして下さい。
予習テスト、復習テストをWebclass上で行います。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
(a) 評価方法
 予習テストと期末定期試験から次のように総合評価する。
 成績評価 予習復習テスト 45%、期末定期試験 40%、出席点 15%
(b) 評価基準
下記の項目全体の60%の到達をもって合格の最低基準とする。
・静電気現象の諸法則を理解し、それらの数学的表現として積分形および微分形の各法則、それらを用いて電荷分布・電界・電位の関係を理解していること。または境界値から電位・電界を計算できること。
・静電気学に関わる工学的パラメタ(静電容量、電位係数、容量・誘導係数)の意味を理解していること。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
月曜日の5時限目。Webclassのテスト問題の質問も受け付けます。
火曜日にWebclassのテスト問題の質問をしたい人はメールを下さい。
水曜日にはWebclassのテスト問題の質問は受け付けません。
(それ以外の時間の場合は、電子メールで連絡をすること。)
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
授業だけでなく、Webclassを用いて予習復習問題を解くことで理解を深めることを目的としています。Webclassの問題は、これまで十分に勉強してきた人が4時間程度かけて9割ぐらい解ける問題のレベルを設定しています。
その他
/Others
なし
キーワード
/Keywords
静電界、クーロンの法則、ガウスの法則、電位、誘電体、コンデンサ、静電容量、電位係数・誘導容量係数