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講義概要/Course Information
2024/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
計算機工学(Ⅲ類)
英文授業科目名
/Course title (English)
Computer Engineering
科目番号
/Code
COM402j COM402k COM402m COM402n COM402p
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
Ⅲ類
担当教員名
/Lecturer(s)
鮫田 芳富
居室
/Office
公開E-mail
/e-mail
ysameda@n00.itscom.net
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last update
2019/07/02 19:37:33 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
情報処理システムや制御装置を担う主役はコンピュータである。本授業ではコンピュータ内部でどのようなデータ処理が行われているかを理解するため、コンピュータシステムの基本的な仕組みと動作原理を講義する。コンピュータに関連する知識・技術は広範囲に及ぶため、将来自分で学習が進められるように、本授業では基本的な項目について理解する。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
なし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
参考書:半谷精一郎「コンピュータ概論」(コロナ社)
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
(a) 授業内容:
この授業では、コンピュータの構成・機能の説明からスタートし、内部のデータ表現、演算回路、ソフトウェア、ネットワークの基本について講義する。
第1回:コンピュータの概要と歴史を概説する
第2回:数と文字の表現法:コンピュータ内部では、データがどのように表現されているか学ぶ
第3回:論理回路:コンピュータの内部のしくみをしるために基本的な回路を理解する
第4回:集積回路:論理回路を実現するデジタル集積回路について学ぶ
第5回:論理演算回路:加算、減算などコンピュータの中でデータを演算する回路について学ぶ
第6回:コンピュータの基本構成:装置構成と、それぞれの装置がどういう機能を果たすかを理解する
第7回:CPU:CPUの命令実行について理解する
第8回:記憶システム:さまざまな種類の記憶素子の動作、効率的な記憶システムについて学ぶ
第9回:入出力装置:入出力装置の概要、制御手順やインタフェース規格について学ぶ
第10回:オペレーティングシステム(OS):OSのはたらきを理解する
第11回:プログラム開発:プログラムを作ってコンピュータを使うという基本的な作業の流れを理解する
第12回:コンピュータネットワーク:ネットワークの基本概念とプロトコルについて理解する
第13回:情報セキュリティ:情報セキュリティの概念、暗号化について理解する
第14回:通信システム:情報理論、伝送方式、誤り訂正の概念について理解する
第15回:組込みコンピュータ:機器に組み込まれて使用するコンピュータに求められる特徴について学ぶ
(b) 授業の進め方:
・授業時間中に演習を行う
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
・参考書、資料を用いた予習・復習
・演習問題の復習
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
評価方法:
 期末試験の成績をもとに評価する。
到達レベル:
 以下の到達レベルをもって最低基準とする。
コンピュータシステムの構成と機能を理解する。コンピュータ内部のデータの表現がわかる。コンピュータの論理回路を理解し、論理式を計算できる。コンピュータの命令セットを理解する。OSの役割概要がわかる。ネットワーク、情報セキュリティ、組込みコンピュータの概要を理解する。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
特に設けない。質問等は電子メ-ルで受け付ける。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
パソコン、スマートフォンなどの情報処理システムや、家電、自動車、工業プラントなどの自動制御を伴う製品はすべてコンピュータを内臓している。もの作りの基本としてコンピュータの概要について理解してほしい。
その他
/Others
なし
キーワード
/Keywords
コンピュータ、ハードウェア、ソフトウェア、情報、記憶(メモリ)、論理回路、OS、ネットワーク、情報セキュリティ