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講義概要/Course Information
2024/05/03 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
データサイエンティスト特論
英文授業科目名
/Course title (English)
Advanced Data Scientist
科目番号
/Code
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
全学年
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
博士前期課程、博士後期課程
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
大学院実践教育科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
全専攻共通
担当教員名
/Lecturer(s)
田村 元紀
居室
/Office
東7号館205室
公開E-mail
/e-mail
tamura@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
https://de.uec.ac.jp/curriculum/
更新日
/Last update
2019/09/10 17:11:10 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
「データの持つ力を解き放つ」ことが新しい時代におけるデータプロフェッショナル、すなわち「データサイエンティスト」のミッションである。データサイエンティストに求められるスキルセットは、ビジネス力、データサイエンス力、データエンジニアリング力であり、これらを総合的に発揮する意味と醍醐味を理解する。企業の第一線で活躍する複数のデータサイエンティストに直接指導を受けながら、実社会のデータを使って様々な課題を解決することを演習する。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
e-Learning(基礎科目):「確率論・統計学」「コンピュータサイエンス特論」「プログラミング言語特論」。
詳細は、WEB参照(https://de.uec.ac.jp/curriculum/)
データアントレプレナー実践論。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
統計学、機械学習、データマイニング。Pythonに慣れていない方は自習が必要。
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
テキストやデータはWebページ等からダウンロード。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
本科目では、実際のデータ(企業の事業データ、Kaggle等のオープンデータなど)を使って、ビジネス課題を解決するためのデータ分析、モデル作成、戦略提案を行う。最終日のプレゼンテーションは、グループごとの評価を行う。
講師はデータサイエンティスト協会所属企業の第一線データサイエンティストが務め、各グループでの作業に立ち入って細かく指導。原則として、各グループは、学生と社会人の混成チームで構成する。

教室は、電気通信大学付属図書館内のアンビエント情報環境空間 AIA: Ambient Intelligence Agora
(東3号館2階)

(1)(12/14 3限)ガイダンス
(2)(12/14 4限)データ理解1(データの可視化)
(3)  (12/14 5限)データ理解2(テーマの大まかな方向性を概観)
(4)(12/21 3限)サンプル分析1(簡単なデータを使ってモデル作成の準備)
(5)(12/21 4限)サンプル分析2(モデル作成の試行)
(6)(12/21 5限)テーマ決めのための分析
(7)(1/11 3限)良いモデルを作るために必要なことを講義
(8)(1/11 4限)テーマに従ってモデルの再構築
(9)(1/11 5限)各チームの中間報告
(10)(1/25 3限)設定された課題・宿題に対して、各チームでの対応状況を発表
(11)(1/25 4限)各チームでのモデル作成
(12)(1/25 5限)各チームでモデルの作成実施
(13)(2/8 3限)各チームで最終発表の準備
(14)(2/8 4限)各チームで最終発表実施。(各チーム10分程度)
(15)(2/8 5限) ①各チームの最終発表を、講師陣およびデータ提供企業が評価。②プロがやった分析を発表。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
実データの取り扱いから課題解決戦略に関するグループ討議は、データサイエンティストの実務と同様。
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
参考書籍を提示する(Webページ参照)。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
分析対象事業の状況把握、データの収集・加工・分析アプローチ、分析結果から新たな価値(課題解決策、事業方向性、アイディア提案など)を見出せるか、及びプレゼンテーション結果等による総合判断。グループワークでの関与率やコミュニケーション力も評価する。また、講義に関与した産業界のデータサイエンティストやエンジニア、本学教員の評価を反映する。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
フォーラムを作成するので、講義時間外にもそこで講師が質問に答える。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
データに向き合って、何らかの知見を引き出す醍醐味を体験できる。他大学学生や社会人とグループを結成し共同作業を実施。データサイエンティスト協会やコンソーシアム参画・連携企業とのネットワークができる。本科目は、文部科学省データ関連人材育成拠点「データアントレプレナーフェロープログラム」の必修科目。
その他
/Others
受講する方は、毎年2月から募集するデータアントレプレナーフェローとなり、e-Learningと「データアントレプレナー実践論」の履修が望ましい。(https://de.uec.ac.jp/curriculum/)
ただし、科目単独受講も可能とする場合がある。
キーワード
/Keywords
データサイエンス、ビッグデータ、人工知能、統計学、多変量解析、機械学習、データマイニング、エンジニアリング、プログラミング。