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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
文学A
英文授業科目名
/Course title (English)
Literature A
科目番号
/Code
HSS306z
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2/3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
常田 槙子
居室
/Office
なし
公開E-Mail
/e-mail
maki.tnd@gmail.com
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last updated
2020/03/02 22:13:49 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
 グローバル化が進む昨今、文系、理系を問わず、相手国のことだけでなく、自国の文化や文学、歴史についてもよく知ることが重要になっている。本講義では、平安文学を中心とした日本古典作品の読解を通して、日本文学についての理解を深めてもらう。また、文学の受容にも目を向け、後世の人々がどのように古典作品をとらえていったか、あるいは利用していったかということについても積極的に取り上げていきたい。
 講義で取り上げる作品について、文学史的情報を把握するとともに、成立した時代との関連から内容を説明できるようになることを目指す。また、現代の感性や考え方との共通点や相違点を意識しながら読むことで、各自の読書活動を深めることを期する。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
特になし。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
特になし。
教科書等
/Course textbooks and materials
プリントを使用する。
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
1回目 ガイダンス、日本文学史の誕生
2回目 神話を読む
3回目 『万葉集』を読む
4回目 くずし字と文学の伝播
5回目 『伊勢物語』を読む
6回目 『古今和歌集』を読む
7回目 カノン化される古典文学
8回目 『土佐日記』『蜻蛉日記』を読む
9回目 『枕草子』とジャンル
10回目 『源氏物語』誕生まで
11回目 『源氏物語』を読む
12回目 『源氏物語』を読む人々
13回目 世界の中の『源氏物語』
14回目 文学と人
15回目 確認テストとその解説
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
最終日に確認テスト(60分程度)を行うので、準備しておくこと。また、学期の途中に小レポートとして、簡単な読書感想を課す予定である。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
平常点(授業への姿勢等)20%,小レポート20%,確認テスト60%
・小レポートと確認テストの内容および範囲については、授業にて提示する。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
授業後に質問の時間を設ける。
学生へのメッセージ
/Message for students
古典文学にあまり触れてこなかった学生も多いかと思うが、古典文学には1000年以上前に編まれたとは思えないほど、現代にも通じる人間の感情や人情が描かれており、共感できるところも多い。まずは現代のものの見方や考え方との共通点や相違点を見出しながら、楽しんで読んでもらいたいと思う。
その他
/Others
作品鑑賞の際は現代語訳を参照し、かつ講義者が解説をするので、古典の知識は必須としない。また、受講生の状況に応じて、授業内容に若干の変更を加えることがあり得る。
キーワード
/Keyword(s)
神話、『万葉集』、くずし字、カノン化、『伊勢物語』、『古今和歌集』、『土佐日記』、『蜻蛉日記』、『枕草子』、『源氏物語』