シラバス参照

講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
音楽A
英文授業科目名
/Course title (English)
Music A
科目番号
/Code
HSS308z
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2/3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
長岡 英
居室
/Office
公開E-Mail
/e-mail
jinbunkyoumu@bunka.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last updated
2020/03/01 10:40:15 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
西洋音楽史入門(管弦楽史を中心に)

 西洋クラシック音楽はテレビ・コマーシャルなどにも使われ、私たち日本人の生活に溶け込んでいる。100年、200年を経ても演奏され続ける音楽は、ただ聞くだけで十分美しい。だが、音楽の内容、作曲家について、作曲家の生きた時代やその曲が作られた背景を知ることにより、さらに深く聴くことが可能になる。この講義の目標は、大学生としての音楽の聴き方を学ぶことである。
 2019年度は、管弦楽曲を中心に西洋音楽史を概観する。前期は18世紀生まれの作曲家までを扱う。代表的な作品について学びそれを視聴しながら、作曲家がなぜその曲を作ったのか、なぜそのように作ったのか、それによって音楽史にどのような影響がもたらされたのかなどを考えたい。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
なし。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
世界史と音楽の基礎知識があることが望まれる。
教科書等
/Course textbooks and materials
教科書:長岡 英『オケ奏者なら知っておきたいクラシックの常識』(アルテスパブリッシング)
参考書:久保田 慶一ほか『はじめての音楽史』決定版(音楽之友社)
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
予定
第1回 音楽史概観 
第2回 グレゴリオ聖歌
第3回 ルネサンスの音楽
第4回 《オルフェオ》
第5回 バロックの器楽曲
第6回 バロックの宗教曲
第7回 ハイドンの交響曲1、《告別》
第8回 ハイドンの交響曲2、ザロモン交響曲 
第9回 モーツァルトの交響曲1、パリ交響曲
第10回 モーツァルトの交響曲2、三大交響曲
第11回 モーツァルトの劇作品
第12回 ベートーヴェンの交響曲1、《英雄》
第13回 ベートーヴェンの交響曲2、《運命》
第14回 シューベルトの声楽曲
第15回 シューベルトの交響曲 《未完成》
ただし、受講生の希望などを考慮して予定を変更することも有り得る。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
時間が限られるため、音楽全体を紹介することは不可能である。必要に応じて、CDやDVD、YouTubeなどを聴いたり見たりして、理解を深めること。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
2/3以上出席して学期末試験を受けることが採点の対象となる条件。
講義中に抜き打ちで簡単な小テストを行うことがある。
音楽の本来の姿は鳴り響きである。したがって試験では、授業で取り上げた曲のいくつかを聴いて、作曲家名、題名などを答えた上でその曲に関して論述する、リスニング問題も出題する。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
特に設けないので、講義開始前・終了後に申し出てください。
学生へのメッセージ
/Message for students
音楽的能力(楽譜を読む能力や楽器の演奏能力)は問わないが、資料として楽譜を配布し、機能和声の理論やソナタ形式の分析等も扱うので、受け身で音楽を聞き流すのではなく、積極的な学習態度が必要である。
最低限の板書しかしないので、必要に応じてメモをとること。
その他
/Others
講義中、携帯電話やスマートフォンはカバンに入れておくこと。
キーワード
/Keyword(s)
西洋音楽史、グレゴリオ聖歌、バロック音楽、宗教曲、古典派、オーケストラ、交響曲、序曲、協奏曲、歌劇、古楽、ソナタ形式