シラバス参照

講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン1
英文授業科目名
/Course title (English)
Innovative Comprehensive Communications Design 1
科目番号
/Code
CAR502z
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
3
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義/演習 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
実践教育科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
前佛・内田(和)
居室
/Office
東3-701(前佛)、東31-205(内田)
公開E-Mail
/e-mail
sakae.zembutsu@crc.uec.ac.jp(前佛)、uchida@uec.ac.jp (内田)
授業関連Webページ
/Course website
http://www.ce.uec.ac.jp/
更新日
/Last updated
2020/03/24 15:21:30 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
情報理工学分野を始めとし、人文・社会科学系、アート系等との多分野連携を不可欠と
する総合コミュニケーション(価値)共創に必要な実践イノベイティブ技術者の基本的素養について
理解し,PBL( Project Based Learning)型プロジェクト演習によってそれを体験的に身につける.
また,これらの活動を通じて技術者としての主体的行動/提案企画力とリーダシップ力/コミュニケーション力を高める。これによって,以下を育成する.
①総合コミュニケーション能力(”Making Value for Society”と言う高い視点から多分野を統合した課題
設定,解決案の探索・創造,専門知識と技術の応用による課題解決,結果の評価および記録)
②グループワーク遂行能力(積極性,協調性,リーダシップ,計画性,等)
③コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力(文章記述力を含む)
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
特にない.
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
特にない.
教科書等
/Course textbooks and materials
参考書については,授業の中で適宜示す.
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
(1)授業内容(木曜 5時限)
1回目 (4/9): ガイダンス(1)、本科目の概要の説明、教員紹介
2回目(4/16):総合コミュニケーション課題設定(1):ガイダンス(2)、教員紹介
 昨年度の専門プロジェクトの内容説明、
 課題設定については、前期では、前年度までに実施されたプロジェクトテーマ(2,3 テーマ)
  を課題テーマとして設定し、PDCAの実践的トレーニングを進める。
3回目(4/23):総合コミュニケーション課題設定(2):
 設定課題の模索及び取り組むべき総合コミュニケーション課題を遂行するための
  PJメンバーを決める。  
4回目(4/30):総合コミュニケーション課題設定(3):
 前2回の議論を深め、取り組むべき課題についての理解を深めると共に、各PJチーム内
  のチームリーディングを進める。
5回目(5/7): 「プロジェクト遂行の基本(1)」(講義・演習):
 総合コミュニケーション・デザイン・プロジェクト(PJ)にとって共通的に必要なPJ遂行法 
 (アイディア創生フレームワーク)の基本を講義。また、PJ成果物である社会価値
 (サービス)設計フレームワークを講義。
6回目(5/14): 「プロジェクト遂行の基本(2)」(講義・演習)
 総合コミュニケーション・デザイン・プロジェクト(PJ)にとって共通的に必要なPJ遂行法 (アイディア創生フレームワーク)の基本を講義。また、PJ成果物である社会価値
(サービス)設計フレームワークを講義。また、社会価値(サービス)設計フレームワークを
 各PJの課題に沿って演習作成。
7回目(5/21): 「プロジェクト遂行の基本(3)」(講義・演習)
  各PJチームの設定課題を用い、(前回に引き続き)社会価値(サービス)設計フレームワーク
 の作成の演習実施。
8回目(5/28): 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」基礎活動(1)(PBL)
   PJチーム単位で、設定課題に対するPJ計画書/要求仕様書作成(サービス設計書)を進める。
9回目(6/4):「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」基礎活動(2)(PBL)
   PJチーム単位で、設定課題に対するPJ計画書/要求仕様書作成(サービス設計書)を進める。
10回目(6/11):「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」基礎活動(3)(PBL)
   PJチーム単位で、設定課題に対するPJ計画書/要求仕様書作成(サービス設計書)を仕上げ、
     次回のミニ・プレビューでの発表準備を進める。
11回目(6/18)「ミニ・プレビュー(PJ計画書/要求仕様書)」(PBL)
   各PJチームよる設定課題に対するPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)についての
  プレゼンを行う。
12回目(6/25): 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」実践活動(1)(PBL)
   各PJチームの作成したPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)に基づき、試作/機能検証を
     実践し具体的なソリューション提案を進める。
13回目(7/2):「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」実践活動(2) (PBL)
    各PJチームの作成したPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)に基づき、試作/機能検証を
     実践し具体的なソリューション提案を進める。
14回目(7/9): 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」実践活動(3) (PBL) 
    各PJチームの作成したPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)に基づき、試作/機能検証を
     実践し具体的なソリューション提案の完成度を高める。
15回目(7/16): 「総合コミュニケーション・プロジェクト(PJ)」実践活動(4) (PBL) 
    各PJチームの作成したPJ計画書/要求仕様書(サービス設計書)に基づき、試作/機能検証を
      実践し具体的なソリューション提案を完成させる。

中間発表会(後日決定): i-CC Design 1 専門プロジェクト演習
 前期試験期間、夏休み期間においても講義/演習を随時行う。
       (グループでの自主的なPJ活動となる)


(2)授業の進め方
授業の中心はPBLによる課題解決である.PBLにより、技術者の最も重要な能力のひとつである「デザイン能力」を養う上で大きな効果をあげている.PBLの基本になっているプロジェクトによる課題解決は,企業での基本的な仕事の進め方であり,この授業によって技術者として仕事をしていく基本能力を養う.
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
特に専門プロジェクトになってから,グループ内の役割を遂行する必要から,時間外の講義/演習(課題の遂行)を課せられることがある.
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
〔評価方法〕
・アウトカム評価をルーブリック評価指標に基づいて行う。
評価は、担当教員、企業講師、TAによるPJ日常活動/PJ成果物の評価、外部有識者による評価、及び、受講生の自己評価も加味し、評価する。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
指導教員体制

・「総合コミュニケーション・デザイン」全体担当教員:
 前佛 栄 客員教授、内田 和男教授

・学域/研究科専門教員:
 各学域・類より各1名担当教員

・「総合コミュニケーション」分野に関わる企業講師(非常勤講師):
 小野 俊之 講師(日立),黒田 幸明 講師(サイバー創研),
 山口 典男 講師(ソフトバンク)
学生へのメッセージ
/Message for students
夜間主コースの学生も希望すれば受講できる.
その他
/Others
2015年度,PJ発表会を実施
2015年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(最終発表会)を実施
2014年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(最終発表会)を実施
2013年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(最終発表会)を実施
2012年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(最終発表会)を実施
2011年度,PJ発表会を前期(中間発表会),後期(工房活動としての発表会)を実施.
また,実際に地域(調布市,他大学)と連携したPJ活動も実施.

2018年 本学「ものつくりコンテスト」に応募した当講座受講の5PJが受賞
2015年「電気通信大学におけるPBL型専門キャリア教育「エンジニアリングデザイン」の構築と実践推進」と題した取り組みについて、第10回関東工学教育協会賞(業績賞)を受賞。
2013年度の受講学生の専門PJ活動の一部がTV、新聞取材を受け、TV放映、新聞掲載さる。
2010年度の受講学生が経産省「社会人基礎力育成グランプリ」で関東地区奨励賞を獲得.
2009年度の受講学生が経産省「社会人基礎力育成グランプリ」で奨励賞を獲得.
2009年度(昨年度)から卒業単位として認定される.
2008年度の受講学生が経産省「社会人基礎力育成グランプリ」で準優秀賞を獲得.

なお,役員会での発表内容によって,学長等からの表彰実績が数多くある.
キーワード
/Keyword(s)
共創力,総合コミュニケーションデザイン能力