シラバス参照

講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
特別活動・総合的な学習の時間の指導法
英文授業科目名
/Course title (English)
Extra-curricular Activities・Period for Integrated Studies
科目番号
/Code
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
1/2/3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
教職科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
宮古 紀宏
居室
/Office
非常勤講師
公開E-Mail
/e-mail
miyako@nier.go.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div09-shido.html
更新日
/Last updated
2020/02/20 17:57:33 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
本授業の到達目標は、以下の4つである。
1.学習指導要領をもとに、学校教育における特別活動の教育課程上の位置づけを踏まえ、特別活動の意義(例、人間関係形成や社会参画、自己実現等)について理解し、説明できる。
2.中等教育段階の特別活動の理論、具体的な実践形態や方法(例、学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等)について理解し、説明できる。
3.総合的な学習の時間の教育課程上の意義(例、各教科等の横断的・総合的な学習を通した探究的な見方・考え方や課題発見・解決力の育成等)を理解し、説明できる。
4.総合的な学習の時間に関する指導計画の作成をはじめ、具体的な指導の方法、学習活動の評価に関する知識を身に付け、基礎的な技能を身に付けることができる。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
教育課程に関する科目
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
生徒指導に関する科目
教科書等
/Course textbooks and materials
毎授業時にプリントを配布する。その他、参考書・参考資料等は以下である。
国立教育政策研究所教育課程研究センター『総合的な学習の時間における評価方法等の工夫改善のための参考資料 高等学校』教育出版,2012.
文部科学省『今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開』教育出版,2013.
文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別活動編』2017.
文部科学省『中学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』2017.
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』2018.(予定)
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』2018.(予定)
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
(a)授業内容
第1回:特別活動の歴史と意義
第2回:教育課程における特別活動の位置
第3回:特別活動の方法原理-主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)-
第4回:学級活動とホームルーム活動
第5回:児童・生徒会活動
第6回:学校行事、クラブ活動
第7回:キャリア教育
第8回:地域との連携による特別活動
第9回:学習指導要領における総合的な学習の時間
第10回:総合的な学習の時間の歴史的系譜
第11回:総合的な学習の時間と各教科の連関-年間指導計画の実際-
第12回:総合的な学習の時間の単元計画
第13回:探求的な学習のプロセス・モデルと実践方法
第14回:ルーブリックとパフォーマンス評価
第15回:総括

(b)授業の進め方
各回の授業は、主に講義とグループワークで構成する。毎回の授業時に、小レポート用紙(出席確認を兼ねる)を配布し、授業の感想やグループワークに関する記載を求める。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターにおける調査研究に携わっている経験に基づき、そこで得られた研究知見等を活用して、生徒指導やキャリア教育の観点から、特別活動や総合的な学習の時間の指導法の理論と実践について講義する。
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
予習については、事前に配布、あるいは、Webで提示する資料を精読する。復習については、毎授業時に配布された資料等を使用して、知識の確認、整理をする。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
(a)評価方法:期末試験と各授業ごとの小レポートをもとに、以下のように総合評価する。
       期末試験60%
             小レポート(14回 ) 40%
(b)評価基準:以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。
       学習指導要領をもとに、特別活動の意義について、おおむね説明できる。
             特別活動の理論を踏まえて、具体的な教育活動を提案できる。
             総合的な学習の時間の意義について、おおむね説明できる。
             総合的な学習の時間の指導計画について、活動の評価を含めて、立案できる。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
該当事項なし
学生へのメッセージ
/Message for students
教員免許状取得のための科目であることを自覚して、真面目な態度で受講されることを望みます。私語をはじめ、怠学としての遅刻や途中退席は、真面目に受講されている方の迷惑になりますので、くれぐれも慎むようにしてください。
その他
/Others
該当事項なし
キーワード
/Keyword(s)
主体的・対話的で深い学び、探求的な活動、居場所づくり、絆づくり、異年齢の交流活動