シラバス参照

講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
プログラミング通論
英文授業科目名
/Course title (English)
Programming
科目番号
/Code
COM303a COM303b COM303c COM303d
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
Ⅰ類
担当教員名
/Lecturer(s)
丸山 一貴
居室
/Office
非常勤講師
公開E-Mail
/e-mail
kazutaka@acm.org
授業関連Webページ
/Course website
開講時に作成して、受講者に通知
更新日
/Last updated
2020/03/02 13:40:35 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
プログラミングの初歩は学習したという前提で, 再帰的手続き, データ構造の初歩, および,基本的アルゴリズムについて学習する。 再帰的手続き, 基本的なデータ構造,基本的なアルゴリズムを理解し, それらを用いたC言語のプログラムを読むこと, 書くことができることを到達目標とする。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
コンピュータリテラシー, 基礎プログラミングおよび演習
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
なし
教科書等
/Course textbooks and materials
なし

参考書(予定)
R.セジウィック著,野下ら訳:「アルゴリズムC 第1巻=基礎・整列」近代科学社 1996.
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
基礎プログラミングおよび演習の学習目標を達した前提で前述テーマについて学習する。
講義に対する演習は情報領域演習第二 (Q演習) にて行う。

第 1回 C言語の基本機能の復習
第 2回 基本的データ型(1) ポインタ
第 3回 基本的データ型(2) スタック,キュー,デク
第 4回 再帰呼出し(1) 関数と引数渡しの復習,再帰の概念
第 5回 再帰呼出し(2) 分割統治法,実行の仕方(スタック・配列表現)
第 6回 再帰呼出し(3) 再帰呼出しの除去
第 7回 中間試験とその解説
第 8回 リスト構造(1) リストの定義,基本操作
第 9回 リスト構造(2) リストの応用
第10回 リスト構造(3) 抽象データ型としてのリスト
第11回 整列(1) 基本整列法:選択ソート,挿入ソート,バブルソート
第12回 整列(2) 高速手法:クイックソート,ヒープソート
第13回 整列(3) 基数整列法,マージソート
第14回 探索:線型探索,2分探索
第15回 進んだ話題
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
講義支援システムを利用して,予習,復習をする。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
中間試験,期末試験,小テスト,レポートの結果から,次のように総合評価する。
 成績評価=(期末試験の評価点×67%)+(中間試験,複数回の小テスト,レポート等 の評価点×33%)
以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。
(1) 再帰呼出しを用いたプログラムを説明することができ,それらを用いた簡単なプロ グラムを書くことができる。
(2) スタック,キュー,リスト構造について説明ができ,それらを用いたプログラムを 説明することができる。 また,それらを用いて基本的なプログラムを書くことができる。
(3) 整列,探索のアルゴリズムを説明することができ,それらを用いたプログラムを説 明することができる。 また,それらを用いて基本的なプログラムを書くことができる。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
講義支援システムによる。対面は適宜相談に応じるが,事前にメール等でアポイントを取ること。
学生へのメッセージ
/Message for students
特にポインタを使ったデータ構造,アルゴリズムが要点であるので,十分予習,復習をすること。
遅刻せず出席することが基本である。
その他
/Others
なし
キーワード
/Keyword(s)
ブロック構造,引数機構,再帰呼出し,スタック,キュー,デク,ポインタ,リスト, 整列, マージ,探索