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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
オペレーションズ・リサーチ基礎
英文授業科目名
/Course title (English)
Introduction to Operations Research
科目番号
/Code
MSS401a MSS401b MSS401c MSS401d
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
Ⅰ類
担当教員名
/Lecturer(s)
由良 憲二
居室
/Office
西5-805
公開E-Mail
/e-mail
k.yura@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
「なし」
更新日
/Last updated
2020/03/12 14:25:12 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
オペレーションズ・リサーチは、合理的な意思決定を行うため、モデルや手法の開発を研究し、人や組織の行動・現象を数量的に把握し分析する学問である。授業の到達目標は、線形計画問題の定式化と解法、ゲーム理論における最適戦略、動的計画法、待ち行列の基礎理論等を習得することとする。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
「なし」
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
「微分積分学」、「線形代数学」
教科書等
/Course textbooks and materials
小和田正、沢木勝茂、加藤豊(共著)、OR入門:意思決定の基礎、実教出版
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
 本授業では、数理計画法の基礎として線形計画法、動的計画法を取り上げるとともに、ゲーム理論、待ち行列理論、プロジェクトスケジューリングの基礎を講義する。

(a)授業内容:
第1回:ORとは何か
第2回:線形計画問題の定式化
第3回:単体法の考え方
第4回:単体法による最適化
第5回:2段階法と罰金法による最適化
第6回:双対問題と双対定理
第7回:意思決定基準
第8回:非協力ゲーム理論
第9回:協力ゲーム理論
第10回:動的計画の基本的考え方
第11回:配分問題の動的計画法による最適化
第12回:PERT/CPM
第13回:ポアソン到着と指数サービス
第14回:M/M/1
第15回:M/M/s

b)進め方:
 授業で手法を聞いただけでは不十分なため、最適化手法が身につくように多くの演習・宿題を課す。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
 予習として該当範囲について教科書を読むこと。また、授業時に宿題を出すので、復習として、必ず解くこと。 
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
(a)評価方法:
 期末試験および演習・宿題の結果で評価する。成績評価は、演習・宿題が10点、期末試験が90点で、合計100点満点の総合点を求めて成績を決定する。

(b)評価基準:
 試験の成績が90満点中の81点以上で、かつ総合点も90点以上の場合は「秀」、それ以外の場合で、総合点が80点以上は「優」、70点以上80点未満は「良」、60点以上70点未満は「可」、60点未満は「不可」とする。 
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
月曜日5時限目。できるだけ事前にe-mailでアポイントメントをとること。
学生へのメッセージ
/Message for students
 経済的に合理性のある最適解を得るために、現実の問題をいかにして数理的な枠組みにモデル化するか、またそのモデルの解の求め方を一緒に学びましょう。 
その他
/Others
「なし」
キーワード
/Keyword(s)
数理モデル、最適化、線形計画法、動的計画法、ゲーム理論、待ち行列、プロジェクトスケジューリング