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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
応用数学A(Mエリア)
英文授業科目名
/Course title (English)
Applied Mathematics A
科目番号
/Code
MTH301e MTH301f MTH301g MTH302h MTH302i
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
Ⅱ類
担当教員名
/Lecturer(s)
阪口 豊
居室
/Office
西10-422
公開E-Mail
/e-mail
yutaka.sakaguchi@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
https://human-informatics.jp/wiki/lecture/?amA_2020
更新日
/Last updated
2020/04/27 13:34:29 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
フーリエ級数,フーリエ変換およびラプラス変換の基礎と応用について学ぶ. 「応用数学」という題目の講義ではあるが,これらの処理技法を使う工学系の学生の視点にたって,数学的な厳密性よりも,その機能的な意味や使い方に重点をおいて講義する.

 
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
微分積分学第一,微分積分学第二,線形代数学第一,線形代数学第二
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
物理学概論第一,物理学概論第二
教科書等
/Course textbooks and materials
講義のホームページを参照のこと.  
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
講義スケジュールは以下の予定である(進行状況により適宜変更する).最新の講義スケジュールについてはホームページを参照すること.

第1回:講義内容の紹介,三角関数と線形代数の復習
第2回:周期信号とフーリエ級数
第3回:複素数を用いた信号の表現
第4回:フーリエ変換への拡張
第5回:フーリエ変換の性質
第6回:離散時刻信号に対するフーリエ変換
第7回:離散フーリエ変換
第8回:高速フーリエ変換
第9回:線形時不変システム
第10回:インパルス応答と畳み込み積分
第11回:ラプラス変換
第12回:ラプラス変換の性質
第13回:伝達関数
第14回:ラプラス変換と微分方程式
第15回:落穂拾い
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
特に予習の必要はないが,事前に関連する書籍に目を通しておくと講義がスムーズに理解できることはいうまでもない.講義内容の理解と知識の定着を促すために,毎回,宿題として基礎的演習問題を課す.
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
成績評価方法:
・期末試験の評価点を90%,演習課題の評価点を10%として総合評価する.
 演習課題に対するレポートをすべて提出することが単位取得の必要条件である.ただし,十分条件ではない(レポートをすべて提出しても単位が取得できるとは限らない).

評価基準:
・三角関数の直交関数系としての性質を理解していること.
・周期関数のフーリエ級数展開を理解し,具体的に展開係数を計算できること.
・フーリエ変換・逆変換,ラプラス変換を正しく理解していること.
・伝達関数,インパルス応答,畳み込み積分など線形時不変系の特性を理解するための基本的な概念を理解していること.
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
質問等については講義終了後の時間帯に受け付ける.
学生へのメッセージ
/Message for students
フーリエ変換・逆変換は信号の時間表現と周波数表現のあいだを相互に行き来するための重要なツールである.この技術を学ぶことを通じて,信号の時間表現と周波数表現を自由に行き来できるようになるとよい.
その他
/Others
本年度はZOOMを用いた遠隔講義により実施する.講義サイトへのリンクは講義ホームページに記載のとおりである.
キーワード
/Keyword(s)
周期信号,直交関数系,フーリエ級数,フーリエ変換,離散フーリエ変換,高速フーリエ変換
,線形時不変システム,インパルス応答,畳み込み積分,伝達関数,ラプラス変換