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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
基礎電気回路(Mエリア)
英文授業科目名
/Course title (English)
Fundamental Electric Circuits
科目番号
/Code
ELE301e ELE301f ELE301g ELE301h ELE301i
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
Ⅱ類
担当教員名
/Lecturer(s)
内田 雅文
居室
/Office
西8-805
公開E-Mail
/e-mail
uchidamasafumi@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last updated
2020/02/20 10:30:18 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
電気・電子工学分野において基礎となる専門科目の一つである。電気回路の解析に関する基本知識,諸法則,各種解析手法を習得する。さらに,これらの具体的な適用について学習し,基本回路の動作を理解するとともに,幅広く対処できるような能力を身につけることを目標とする。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
線形代数学、微分積分学に直接的に関係する科目
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
線形代数学、微分積分学に関連する科目
教科書等
/Course textbooks and materials
教科書:「電気回路」鎌倉,上 著(培風館)
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
電気回路の解析に関する基本的知識、諸法則、各種解析手法、基本的な回路の動作および応用について解説する。さらに、これらの具体的な適用について学習させ、基本回路の動作を理解させると共に、幅広く対処できるような能力を身につけさせる。
必ず「基礎演習A(Mエリア)」とセットで履修すること。
(1)回路の基礎(I):直流回路,理想電圧・電流源,オームの法則,回路方程式
(2)回路の基礎(II):直列・並列回路,ブリッジ回路,電力
(3)回路解析の手法(I):キルヒホッフの法則,電流・電圧の分配則,電源と内部抵抗
(4)回路解析の手法(II):重ね合わせの理,電源の等価変換,電力
(5)正弦波交流:正弦波の位相・振幅・周波数・実効値,インダクタ,キャパシタ
(6)複素記号法(I):フェーザ表示の正弦波の位相・振幅・周波数・実効値
(7)複数記号法(II):インピーダンス・アドミタンス,電力,インピーダンス整合
(8)回路の方程式と諸定理:キルヒホッフの法則,重ね合わせの理,テブナン・ノー
  トンの定理,閉路および節点解析法
(9)回路の周波数特性(I):RLC回路素子の周波数特性
(10)回路の周波数特性(II):共振回路,リアクタンス回路
(11)磁気結合回路(I):相互インダクタンス,回路としての変成器
(12)磁気結合回路(II):等価回路,理想変成器
(13)回路と過渡現象(I):ラプラス変換・逆変換
(14)回路と過渡現象(II):種々な回路の過渡応答解析
(15)学習成果の振り返り
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
最低,講義の時間(90分/週)に相当する時間数を予習に当てること。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
(a) 評価方法:
期末試験の成績に基づいて評価を行う.さらに宿題の評価を加味して次のように総合評価する.
   成績評価=(試験の評価点×70%)+(宿題等の評価点×30%)
(b) 評価基準:
下記事項の60%到達レベルをもって合格の最低基準とする.
   ・ 基本的な定理の意味がわかり,回路解析に活用できる
   ・ 記号法による正弦波交流の取り扱いが理解できる
   ・ 具体的な回路を解析し,その動作が理解できる
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
適宜相談に応じるが,電子メールなどで事前にアポイントを取ること。
学生へのメッセージ
/Message for students
必ず「基礎演習A(Mエリア)」とセットで履修すること。回路解析の学習に必要な基本用語・述語および規約などの基本的な事柄を身につけること。2単位に相当する予習または復習は必須である。
その他
/Others
なし
キーワード
/Keyword(s)
回路解析,回路方程式,正弦波交流,複素記号法,交流回路,インピーダンス