シラバス参照

講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
流体力学および演習(Ⅲ類)
英文授業科目名
/Course title (English)
Fluid Mechanics,Theory and Practice
科目番号
/Code
MCE603j
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
3
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義/演習 単位数
/Credits
3
科目区分
/Category
専門科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
Ⅲ類
担当教員名
/Lecturer(s)
井上(洋)・守
居室
/Office
東4-832(井上)/東4-710(守)
公開E-Mail
/e-mail
yohei.inoue@uec.ac.jp, mamori@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
www.maekawa.uec.ac.jp
更新日
/Last updated
2020/03/18 17:51:37 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
流体力学の不思議さ面白さについて講義する。流体力学は古典力学の一分野でさまざまな自然の流れ現象を記述する学問である。質量保存則,運動量保存則,エネルギー保存則という3つの保存則から多様な解が得られる。本講義では,流体力学の基本的な概念の学習と基本法則の現象への応用の理解を深める。 1) 流体力学とはどのような枠組みであるか理解し,粘性・圧縮性などの流体の性質,および静止流体についての基礎知識を修得する(B-1)。 2) 力学的相似則の重要性を理解し,流線やベルヌーイの定理など流体力学の基礎となる概念,さらにはラグランジェやオイラーといった流れの記述法について学ぶ(B-1)。 3)基礎方程式を用いて粘性流体の流れ特性を調べる解析手法を学び,流れ現象を理解する能力を養う(B-1)。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
特になし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
特になし
教科書等
/Course textbooks and materials
「対話とシミュレーションムービーでまなぶ流体力学」前川博著 共立出版
「例題でわかる 基礎・演習 流体力学」 前川博、山本誠、石川仁著 共立出版
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
前半(井上担当)
1)流体力学とは?/流体力学と力学の関係
2)粘性や状態方程式,流体の性質
3)圧縮性・熱伝導性など
4)パスカルの原理をはじめ静止流体
5)静止流体力学
6)力学的相似則の基礎・応用
7)流体力学の基礎となる概念について
8)流線やベルヌーイの定理など
9)流れ学のまとめ(中間試験)
後半(守担当)
10)流れの分類と記述法
11) 質量保存と連続の式
12) 運動量保存とNavier-Stokes方程式
13) エネルギ保存と対流
14) 境界条件とNavier-Stokes方程式の厳密解(内部流)
15) 乱流
16) 期末試験
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
教科書・演習書を使うので予習を丁寧にしてください。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
演習10%, 中間試験・期末試験 90% として100点満点で総合評価を行う。
評価基準:流体力学の基本の理解
最低達成基準: 総合評価 60点以上
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
火曜日16:15時ー17:00時
学生へのメッセージ
/Message for students
流体工学分野のみならず航空宇宙分野に関心のある学生諸君の受講を期待しています。
またIII類では必修の講義となりますので十分に学修して下さい。
その他
/Others
@キーワードは他に「層流と乱流(1.5),流れの計測(1.5)」がある。 @たいへん多くの不思議な流体現象を面白くまなぶ講義です。 @質問がある場合は,オフィスアワーなどを使って来室してください。
キーワード
/Keyword(s)
運動の法則[3hr],質量と運動量の保存[6hr],エネルギー保存則[6hr],気流の流動[1.5hr],相似則[1.5hr]