シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
社会思想史 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
History of Social Thought | ||
科目番号 /Code |
HSS108r | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
先端工学基礎課程 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
庄司 俊之 | ||
居室 /Office |
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公開E-Mail |
JZM04216@nifty.com | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://nihi7.cocolog-nifty.com/blog/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/01 21:48:06 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a)主題:本年度の社会思想史は「悲劇」の系譜をテーマとする。講義では、最初にニーチェ『悲劇の誕生』を導きの糸と位置づけ、その基本図式を押さえる。そのうえで古代ギリシャ悲劇の代表として『オイディプス王』をとりあげ、そこに描かれた世界を概観し、それと近世のシェークスピア4大悲劇の世界とがいかに大きな対照をなすか、確認していく。そして以上のコントラストのもと、現代演劇をシンボリックに代表する『ゴドーを待ちながら』という作品の意義を考えていく。 (b)達成目標:ひとつ、ニーチェ『悲劇の誕生』の基本図式とその意義を理解すること。ふたつ、『オイディプス王』、シェークスピア4大悲劇、『ゴドーを待ちながら』など、諸作品を批評的に理解できること。みっつ、諸作品の連関を理解できること。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
とくになし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
とくになし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書は使用しない。 参考書は講義内で適宜紹介する。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a)授業内容 第1回 はじめに―悲劇と悲劇的精神 第2回 ニーチェ『悲劇の誕生』を読む 第3回 古代ギリシャにおける都市国家と思想状況 第4回 『オイディプス王』(1):真理、自己、救済小括 第5回 『オイディプス王』(2):知をめぐる闘争、ニーチェ対アリストテレス 第6回 時代の転換 第7回 シェークスピア4大悲劇(1):オイディプス対マクベス 第8回 シェークスピア4大悲劇(2):死の特権化、世界劇場 第9回 小括(1):古代~文芸復興期~近代 第10回 世紀の転換(1):ドストエフスキーの場合 第11回 世紀の転換(2):チェーホフの場合 第12回 『ゴドーを待ちながら』(1):不条理劇 第13回 『ゴドーを待ちながら』(2):ベケットの諸作品 第14回 『ゴドーを待ちながら』(3):精読 第15回 小括(2):現代世界について (b)授業の進め方 講義は講師によるレクチャーが中心となる。配布資料は授業関連Webページにアップするので、各自ダウンロードして授業に臨むこと。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
予習はとくに必要としないが、高校世界史レベルの事項はまえおき抜きに話題にすることがあるので、必要に応じて、高校教科書や百科事典、あるいは講師が指定した参考書などを使って適宜知識を確認することが望ましい。復習は、配布資料やノートをよく読み返すこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
全15回のうち2/3以上出席した者だけを評価の対象とし、評価はレポートによって行います。レポートの内容は未定ですが、(1)講義内容をきちんと押さえていること、(2)必要なポイントに触れていること、(3)論理性と文章力、この3つを基準に採点します。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
質問等は講義の前後およびメールにて受け付ける。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
「この授業は何の役に立つのか?」と聞かれたときには「一般教養は生きるための力を培うものです」と答えることにしています。その心積もりで受講して頂ければと思っています。 |
その他 /Others |
とくになし |
キーワード /Keyword(s) |
ニーチェ、悲劇と悲劇的精神、オイディプス王、シェークスピア4大悲劇、ゴドーを待ちながら |