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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
機械情報学特論
英文授業科目名
/Course title (English)
Advanced Informatics on Intelligent Machineries
科目番号
/Code
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
全学年
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
博士前期課程、博士後期課程
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
大学院専門教育科目 - 専門科目Ⅱ
開講学科・専攻
/Cluster/Department
機械知能システム学専攻
担当教員名
/Lecturer(s)
高田 昌之
居室
/Office
東三-442
公開E-Mail
/e-mail
takata@cc.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.edu.cc.uec.ac.jp/~ta113003/lecture/intel/
更新日
/Last updated
2020/02/21 14:07:04 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
この授業では、機械システムを知的に振る舞わせることを目的として、
  o 知識をどのように表現するか、
  o その知識をどのように利用するか、
  o そのためには機械システムにどんなものを組み込めば良いのか、
といった事柄について、
  o 手続き的な知識記述の方法
  o 推論による問題解決、および
  o 機械システムの制御
を中心に述べる。

知識記述の手段としての言語処理系の利用ができるようになり、
この講義を通じて将来最終的には、
各自の開発するソフトウェアの動作の一部を、
そのソフトウェアの実行時もしくは実行開始後に外部から与える文字列情報によって
自由に変化させることができるようになることを、達成目標とする。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
特になし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
プログラミング言語やデータ構造・アルゴリズムに関する概論・演習など
教科書等
/Course textbooks and materials
特になし
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
主な講義内容としては、

  (第1回) 知性とは何か
  (第2,3回) 基本的データ構造とアルゴリズム、計算量の理論
  (第4回) 知識記述と言語処理系
  (第5,6回) プログラミング言語 LISP
  (第7,8回) インタプリタによる言語処理系の実装
  (第9,10回) 知識記述の方法
  (第11,12回) 木探索とバックトラック
  (第13,14回) 知識ベースシステムとメタ知識に依る知識管理
  (第15回) 知識システムによる機器制御

を予定しているが、聴講学生の興味や理解に応じて柔軟に対応する。

授業では各トピックスについて講義し、内容に応じてプリントなどを補助に使う。

通常の講義について特に予習復習の必要は無い筈であるが、課題提出時には授業時間外の学習が必要になると思われる。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
課題を課された場合以外は週あたり一時間程度で足りるものと予想する
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
出題する課題に対するレポートによって評価する。

制御対象の振る舞いを記述するためのプログラミング言語と、その意味を表現する情報構造というものを理解し、言語処理系というものを充分に利用できるようになれば良い。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
総合研究棟 424 号室 / 毎週月曜日,17時〜19時
(この時間帯であっても他の学生と重なる場合があるので、
メールなどによりアポイントメントを取ること)
学生へのメッセージ
/Message for students
システムの実装のため、何らかのプログラミング言語に通じていてほしい。
特定のプログラミング言語の知識は必須ではないが、
講義中のアルゴリズムの記述に用いるため、
C言語によるプログラミングに通じていることが望ましい。
その他
/Others
なし
キーワード
/Keyword(s)
intelligence, data structure, language processor, knowledge representation