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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
特別活動・総合的な学習の時間の指導法 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Extra-curricular Activities・Period for Integrated Studies | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2021年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
教職科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
宮古 紀宏 | ||
居室 /Office |
非常勤講師 | ||
公開E-mail |
ma003006@edu.cc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div09-shido.html | ||
更新日 /Last update |
2021/04/14 11:37:42 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
本授業の主題は、教育課程に位置付けられている特別活動及び総合的な学習の時間に関する概念的理解の習得とともに、中等教育段階の学校教員として学校現場において、それらの領域の教育を遂行するために求められる基礎的実践力の裏付けとなる各種理論や方法を学習することである。現在、学校教育を通して児童生徒に養う学力は広範な概念になっている。人間関係形成や社会参画、自己実現に係る資質・能力、また、課題解決等の探究的な学習に係る資質・能力の育成が求められている。本授業を通して、学校教育への問題関心とともに、特別活動や総合的な学習の時間における今日的意義と課題について、自らの考えを深められるよう、主体的に授業に参加していただきたい。 本授業の到達目標は、以下の4つである。 1.学習指導要領をもとに、学校教育における特別活動の教育課程上の位置づけを踏まえ、特別活動の意義(例、人間関係形成や社会参画、自己実現等)について理解し、説明できる。 2.中等教育段階の特別活動の理論、具体的な実践形態や方法(例、学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等)について理解し、説明できる。 3.総合的な学習の時間の教育課程上の意義(例、各教科等の横断的・総合的な学習を通した探究的な見方・考え方や課題発見・解決力の育成等)を理解し、説明できる。 4.総合的な学習の時間に関する指導計画の作成をはじめ、具体的な指導の方法、学習活動の評価に関する知識を身に付け、基礎的な技能を身に付けることができる。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
教育課程に関する科目(学部1年次の履修の場合、この限りでない) |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
生徒指導に関する科目(学部1年次の履修の場合、この限りでない) |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
毎授業時にプリントを配布する。その他、参考書・参考資料等は以下である。 国立教育政策研究所教育課程研究センター『総合的な学習の時間における評価方法等の工夫改善のための参考資料 高等学校』教育出版,2012. 文部科学省『今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開』教育出版,2013. 文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別活動編』2017. 文部科学省『中学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』2017. 文部科学省『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』2018. 文部科学省『高等学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』2018. |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(a)授業内容 第1回:特別活動の歴史と意義 第2回:教育課程における特別活動の位置 第3回:特別活動の方法原理-主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)- 第4回:学級活動とホームルーム活動 第5回:児童・生徒会活動 第6回:学校行事、クラブ活動 第7回:キャリア教育 第8回:地域との連携による特別活動 第9回:学習指導要領における総合的な学習の時間 第10回:総合的な学習の時間の歴史的系譜 第11回:総合的な学習の時間と各教科の連関-年間指導計画の実際- 第12回:総合的な学習の時間の単元計画 第13回:探求的な学習のプロセス・モデルと実践方法 第14回:ルーブリックとパフォーマンス評価 第15回:総括 (b)授業の進め方 今年度の本科目は、原則、遠隔授業(オンデマンド型)にて実施する予定である。本学のLMS(学習管理システム)であるWebClassとGoogle Classroomを用いて、動画コンテンツや資料等をアップしていく。また、WebClass上にて、設定した小テストの受検、各回の学習コンテンツ受講後の小レポート提出を求める。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
予習については、WebClassで提示する資料を精読する。復習については、毎授業時に配布された資料等を使用して、知識の確認、整理をする。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(a)評価方法:最終レポートと各授業ごとの小レポートをもとに、以下のように総合評価する。 最終レポート60% 小レポート(計14回) 40% (b)評価基準:以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。 学習指導要領をもとに、特別活動の意義について、おおむね説明できる。 特別活動の理論を踏まえて、具体的な教育活動を提案できる。 総合的な学習の時間の意義について、おおむね説明できる。 総合的な学習の時間の指導計画について、活動の評価を含めて、立案できる。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
質問がありましたらメールにてご連絡ください。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
教員免許状取得のための科目であることを自覚して、真面目な態度で受講されることを望みます。 |
その他 /Others |
授業形態:オンデマンド型の遠隔授業。 使用ツール:WebClassとGoogle Classroomを使用。 |
キーワード /Keywords |
主体的・対話的で深い学び、探求的な活動、居場所づくり、絆づくり、異年齢の交流活動 |