|   シラバス参照 | 
| 講義概要/Course Information | 
| 科目基礎情報/General Information | 
| 授業科目名 /Course title (Japanese) | 教育課程編成論B(集中) | ||
|---|---|---|---|
| 英文授業科目名 /Course title (English) | Curriculum Development B | ||
| 科目番号 /Code | |||
| 開講年度 /Academic year | 2021年度 | 開講年次 /Year offered | 1/2/3/4 | 
| 開講学期 /Semester(s) offered | 前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course | 情報理工学域 | 
| 授業の方法 /Teaching method | 講義 | 単位数 /Credits | 2 | 
| 科目区分 /Category | 教職科目 | ||
| 開講類・専攻 /Cluster/Department | 情報理工学域 | ||
| 担当教員名 /Lecturer(s) | 澤田 稔 | ||
| 居室 /Office | 非常勤講師控室 | ||
| 公開E-mail | sa002674@edu.cc.uec.ac.jp | ||
| 授業関連Webページ /Course website | なし | ||
| 更新日 /Last update | 2021/03/18 01:02:42 | 更新状況 /Update status | 公開中 /now open to public | 
| 講義情報/Course Description | 
| 主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) | この授業は、教職課程科目として、日本における教員免許の取得を目指す学生が、 ・将来教育課程編成やその実践に携わっていくための基礎となる知識を習得するとともに、 ・一人ひとりの多様な背景を持つ生徒の学びを少しでも豊かにし(全ての子どもの学習権を保障し)、民主主義社会の維持・再生に資する学校教育を実現するために必要な教育課程論上の知見を深める ことを目指す。 | 
|---|---|
| 前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) | 特になし。 | 
| 前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) | 特になし。 | 
| 教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) | ・文部科学省『中学校学習指導要領解説 総則編』東山書房 (2018/3/30)¥271(文部科学省webサイト https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387018_001.pdf のpdfファイルを用いても良い。) ・マイケル・アップル、ジム・ビーン編『デモクラティック・スクールズ:力のある学校教育とは何か 』上智大学出版会/ぎょうせい 定価:¥2160 https://shop.gyosei.jp/products/detail/8336 | 
| 授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) | 本講義では、およそ以下のような内容を扱う。 ①カリキュラム論・教育課程論の理論的枠組や主要論点の整理 ②日本における学校教育課程の現状と課題:現代及び過去の日本における教育課程の実情、及び、新学習指導要領の諸相など現代的課題に関する理解 ③日本及び海外での実践事例—公教育におけるインクルージョン・コンポピテンシー、デモクラシーの共存可能性 授業細目(細目は、受講学生数、学生の理解度や諸事情に配慮して、その都度適宜変更を加える場合があるが、その際には授業時に、またはwebclassを通じて伝達する。) 1 オリエンテーション(講義全体の概要)/カリキュラム論の諸相 2 近代化とカリキュラム:一斉授業の普及 3 ポスト近代(後期近代)社会・知識基盤社会とカリキュラム:現代カリキュラム改革の社会的背景 4 学力問題とPISA・全国学力調査B問題、及び大学入試新テスト試行問題について 5 学習評価とカリキュラム評価 6 教育課程政策に関する基礎知識:学習指導要領の制度的位置付けとその改訂動向 7 学習指導要領の変遷史 8『学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』について 9 学習指導要領(平成29年改訂版)の主要指針 10 カリキュラム論の諸相ーカリキュラム概念の拡大 11 学習指導要領解説総則編(平成29年改訂版)における教育課程編成論の骨子 12 カリキュラム改革の事例(比較教育学的観点から):日米公立デモクラティック・スクールにおける実践1ー新自由主義・新保守主義とカリキュラム 13 カリキュラム改革の事例(比較教育学的観点から):日米公立デモクラティック・スクールにおける実践2ー格差社会とカリキュラム 14 カリキュラム改革の事例(比較教育学的観点から):日米公立デモクラティック・スクールにおける実践3ー民主主義社会とカリキュラム 15 まとめ:公教育カリキュラムにおけるインクルージョン・コンポピテンシー、デモクラシー 授業実施形態については未定であり、決定次第、掲示板やメール等で知らせる。なお、対面でない場合にはZoomオンライン同時双方向での実施を検討している。 なお、受講予定者は、[その他]に記載の通り、受講登録と同時に担当者宛メール連絡を必須とする。 | 
| 実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience | 担当講師は、かつて公立高等学校の教員で、かつ、現在、いくつかの小学校、中学校、高等学校で助言者として授業づくりやカリキュラムづくりに関わっているので、学校現場での現代的課題について情報を提供することになる。 | 
| 授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) | 教材のアップロード・課題提出の指示等は、webclassを利用して行う予定。 | 
| 成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) | 平常点(授業参加状況):20% 授業開始前・授業期間中の課題レポート:60% 授業終了後の期末課題レポート:20% | 
| オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) | メール( sa002674@edu.cc.uec.ac.jp )で受け付ける。 | 
| 学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) | 課題も多くかなり厳しい授業ですが、学校教育に関心を持つ学生や、教職を真剣に目指す学生には必ず有意義で中身の充実した授業を準備しますので、ぜひ頑張って受講してください。 | 
| その他 /Others | 【重要!】 履修登録期間中に、必ず講義担当者(澤田稔 <sa002674@edu.cc.uec.ac.jp>)宛メールで連絡すること。履修期間中にメールで連絡しなかった学生の受講は認めないので注意すること。メール送信の際には、毎回必ずメール件名(タイトル)に学籍番号・氏名を、メール本文には、所属・学年・学籍番号・氏名を明記のこと。 | 
| キーワード /Keywords | カリキュラム 教育課程 教育方法 知識基盤社会 後期近代学力 インクルージョン 資質・能力(コンピテンシー) 民主主義(デモクラシー) 学習指導要領 社会に開かれた教育課程 コンピテンシー・ベース アクティブ・ラーニング カリキュラム・マネジメント 教育評価 指導要録 |