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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
地学(Ⅱ類・M)(集中) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Earth Science | ||
科目番号 /Code |
GEO201h GEO201i | ||
開講年度 /Academic year |
2021年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
教職科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
○永田・○宇津川 | ||
居室 /Office |
非常勤講師 | ||
公開E-mail |
nagata.rena@nihon-u.ac.jp(永田),tk-utsugawa@ris.ac.jp(宇津川) | ||
授業関連Webページ /Course website |
特になし. | ||
更新日 /Last update |
2022/02/11 09:56:38 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
(a)主題:地学(地球科学)は,我々の住む地球という星や周辺の天体で営まれている,様々な時間スケールや空間スケールの自然現象について理解するための学問である.本科目ではこれらの自然現象の基本的な性格について概説する. (b)達成目標: ・地球科学に特有の,時間スケールと空間スケールを理解する. ・自然環境・自然災害と人類活動の関わりについて,科学的な合理性に基づいて考えることができるようになる. ・教職課程の教科「理科」に関する専門科目として,「地学」に関する分野での最低限の知識を修得する. ・近年増加している大雨や台風による気象災害に対処できる知識を身につけることを目的とする.また,地球温暖化の問題を正しく知ることで,この問題を解決するために自分たちに何ができるのを考察し人に伝える力を修得する(永田). |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特になし. |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特になし. |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は使用しない.資料を配布する(永田). 教科書は使用せず,授業中に資料を配布する.参考書は授業中に適宜紹介する.(宇津川) |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(a) 授業内容 第1回 大気の鉛直構造と大気の運動~なぜ風は吹くのか?~(永田) 第2回 降水過程~雨はどうやって降るのか?~(永田) 第3回 大規模な大気の運動~地球をめぐる大気の流れと高気圧・低気圧~(永田) 第4回 中小規模の気象現象~台風・集中豪雨・竜巻から身を守るには?~(永田) 第5回 日本の気候と卓越する気圧配置~冬の日本海側はなぜ雪が多いのか?~(永田) 第6回 気候変動とは?~今の気候は地球にとって「標準の気候」ではない?~(永田) 第7回 近年の気候変動~地球温暖化について正しく知ろう!~(永田) 第8回 宇宙と地球の成り立ち:宇宙と恒星の進化,太陽系の誕生,地球の構造(宇津川) 第9回 プレートテクトニクス:プレートの一生,地震と断層,マントル対流(宇津川) 第10回 火山と岩石の形成:マグマと火山,火成岩の種類,鉱物と岩石(宇津川) 第11回 地形と地層の形成:侵食地形と堆積地形,堆積岩,地層の形成(宇津川) 第12回 変成岩/日本列島の成り立ち:変成作用,付加体,日本海の形成(宇津川) 第13回 地球史概観:化石,絶対年代,地質時代,大量絶滅(宇津川) 第14回 自然災害と人類:津波,土砂災害,自然環境・災害と人類活動(宇津川) 第15回 授業のまとめ(永田・宇津川) (b)授業の進め方 授業はパワーポイントを使用.授業資料には皆さんの理解を深めるために図や写真を多く使います.また,皆さんに授業内容への理解を深めてもらうために折々小テストを課しますので,良い点数を取れるように集中して授業を聴くようにして下さい(永田). 講義はパワーポイントによる.重要な事項の理解を深めるため,複数回のレポートを課す.また毎回簡単な課題を出す.(宇津川) |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
特になし. |
授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
・この授業は気象の基礎から説明しますが,理解を深めるために中学校または高等学校の教科書の該当部分を読んでから授業に臨んで下さい.また,授業内で参考になる動画やwebサイトを紹介しますので必ず見て,授業で身につけた知識を気象に関するニュースや天気予報を見る際に活用するよう心がけて下さい.授業を全て受けた後は気象にとても詳しくなることを目標にしてもらいたいです(永田). ・各回の授業内容に関して,中学校または高等学校の教科書の該当部分を一通り読み,自分が理解できない部分を認識した上で受講すること.複数回のレポート作成を課します.授業内に示す課題や授業内の課題やレポート作成をきっかけに,自分が興味を持った問題,納得がいかない問題を,自主的に調べること.その上での質問は歓迎します.(宇津川) |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(a)成績評価方法:期末レポート(70%),小テスト(30%) (b)評価基準:100点満点中60点を最低達成基準とする. ・身近な気象現象について理解することで気象災害から身を守る知識を修得するとともに,地球温暖化や気候変動に対して他人に説明できるくらい理解すること(永田). ・プレートテクトニクス,岩石の形成,地球の歴史についての基本的な項目と,それらの項目がどのように推定されているかを一通り理解していること.(宇津川) |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
・質問・コメントはメールで受け付けます(永田・宇津川). |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
・気象は学ぶと毎日の天気予報がよくわかるようになります.また,災害時に役立つ知識も身につきます.オンライン授業となった場合は直接お会いすることはできませんが,対面授業と変わらない学習効果を得られ,かつ明るく楽しい授業にしたいと思っています.また,集中講義は疲れると思うので,皆さんのモチベーションを上げられるような授業にしたいです!(永田) ・自然災害を中心に,地学分野の内容が新聞やニュース,ドキュメンタリー番組等でどのように扱われているのかを日々意識してみることをお薦めします(宇津川) |
その他 /Others |
特になし. |
キーワード /Keywords |
気象,大気,降水,気候,地球温暖化(永田) プレートテクトニクス,岩石の形成,地球の歴史,自然災害と自然環境(宇津川) |