|   シラバス参照 | 
| 講義概要/Course Information | 
| 科目基礎情報/General Information | 
| 授業科目名 /Course title (Japanese) | アルゴリズム論第一(1クラス) | ||
|---|---|---|---|
| 英文授業科目名 /Course title (English) | Algorithms Ⅰ | ||
| 科目番号 /Code | COM402a COM402b COM402c COM402d | ||
| 開講年度 /Academic year | 2021年度 | 開講年次 /Year offered | 2 | 
| 開講学期 /Semester(s) offered | 後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course | 情報理工学域 | 
| 授業の方法 /Teaching method | 講義 | 単位数 /Credits | 2 | 
| 科目区分 /Category | 専門科目 | ||
| 開講類・専攻 /Cluster/Department | Ⅰ類 | ||
| 担当教員名 /Lecturer(s) | 庄野 逸 | ||
| 居室 /Office | 西3-308 | ||
| 公開E-mail | shouno@uec.ac.jp | ||
| 授業関連Webページ /Course website | Google Classroom クラスコードは qizfld5 | ||
| 更新日 /Last update | 2021/03/09 13:35:11 | 更新状況 /Update status | 公開中 /now open to public | 
| 講義情報/Course Description | 
| 主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) | 情報の分野では,対象とする現実世界の諸問題の離散的な構造を把握・表現して 効率的に扱うために,アルゴリズム・データ構造を学ぶことが必須である. 本講義では,データ構造・アルゴリズムの 基本と特性について, 理論的および直感的に理解し説明する方法を学び, コンピュータ上での実現方法を修得する.単純なデータ構造から始めて,ハッシュ法, 木・グラフなどを用いた問題の構造の記述・理解と効率的処理技法を修得する. 本講義によって,高校数学・大学初年次までに学んだ線形代数・確率統計・数列などの 基礎数学と合わせ,情報分野で必須な基本的な数学の知見を修得することも目標とする. | 
|---|---|
| 前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) | プログラミング通論.基礎プログラミングおよび演習 | 
| 前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) | なし | 
| 教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) | 教科書:指定しない.必要に応じて資料を配布する. 参考書:一般的なものを授業で紹介するが,以下の2つの教科書は定番である. ・R.Sedgewick. Algorithms in C, Parts 1-4. 及び Part 5. Addison-Wesley Professional. 1997. (邦訳:Parts 1-4のみ)R.セジウィック著/野下浩平・星守・佐藤創・田口東 共訳:アルゴリズムC・新版─基礎・データ構造・整列・探索,近代科学社,2004年. ・T.H.Cormen他.Introduction to Algorithms, 3rd Edition. MIT Press. 2009. (邦訳)T.コルメン・R.リベスト・C.シュタイン・C.ライザーソン/浅野哲夫ほか訳:アルゴリズムイントロダクション第3版.総合版(分冊版もあり),近代科学社,2013年. | 
| 授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) | 今年度の講義は,オンデマンド講義として対応しますが,講義自体はオンラインで行う予定です. 講義を行う Zoom のリンクは, Google Classroom (クラスコード qizfld5) の方へ掲載します. 講義動画は Google Classroom の方からも視聴できるようにします. 第 1回 科目ガイダンス 第 2回 計算量、抽象データ型 第 3回 線形構造(1):リストと様々な操作 第 4回 線形構造(2):スタック、キュー 第 5回 木構造(1):基本概念、色々な木 第 6回 木構造(2):実現法、応用 第 7回 ハッシング 第 8回 ヒープ・優先度つき待ち行列 第 9回 探索法と2分探索木 第10回 平衡探索木(1):探索木の詳細 第11回 平衡探索木(2):その他の探索木 第12回 グラフと問題(1):グラフの表現法、最短経路問題等 第13回 グラフと問題(2):MST等、問題例の色々 第14回 進んだ話題 第15回 まとめと復習 | 
| 実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience | なし | 
| 授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) | 1週間のうちに 1. 講義の資料を読む,講義参加もしくは講義動画を視聴 2. 講義後,質問等があれば Google Classroom ストリームへ書き込む 3. 講義後,もしくは視聴などが終われば,出席確認小テストを回答(これで出席確認します) が各週のタスクとなります. また,これに加えて宿題は別途だしますので,これに任意で回答してください. 授業自体は水曜4限に行いますので,参加できる人はそれに参加してください. 講義内容は,その週のうちに理解する(わからないことは積極的に質問する)ことを心がけてください.そのためには,予習・復習は大事です. また,質問は Google Classroom へのストリーム等でおこなってもらってもOKです. | 
| 成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) | (a) 成績評価方法:宿題と試験による. (b) 評価基準:以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする. (1) 各種線形構造の操作を理解しており,具体的な実現法を説明できる. (2) 木構造の基本的な概念と操作を理解しており,実現法を説明できる. (3) ハッシングの原理と実現法を理解している. (4) 探索木の原理を説明でき,操作法を理解している. | 
| オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) | 基本的なオフィスアワーは月曜日5限をあてていますが,会議等で不在の場合もあるので,メールで事前に調整を行うことが望ましいです. | 
| 学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) | なし | 
| その他 /Others | なし | 
| キーワード /Keywords | 計算量,データ構造,線形構造,木構造,ハッシング,ヒープ,探索木,平衡探索木,グラフ |