|   シラバス参照 | 
| 講義概要/Course Information | 
| 科目基礎情報/General Information | 
| 授業科目名 /Course title (Japanese) | メディアネットワーク | ||
|---|---|---|---|
| 英文授業科目名 /Course title (English) | Media Network | ||
| 科目番号 /Code | COM503e | ||
| 開講年度 /Academic year | 2021年度 | 開講年次 /Year offered | 3 | 
| 開講学期 /Semester(s) offered | 前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course | 情報理工学域 | 
| 授業の方法 /Teaching method | 講義 | 単位数 /Credits | 2 | 
| 科目区分 /Category | 専門科目 | ||
| 開講類・専攻 /Cluster/Department | Ⅱ類 | ||
| 担当教員名 /Lecturer(s) | 高田 哲司 | ||
| 居室 /Office | 西6-609 | ||
| 公開E-mail | takada <at mark> inf_uec_ac_jp (いくつかのシンボルを適宜置き換えて利用のこと) | ||
| 授業関連Webページ /Course website | http://www.az.inf.uec.ac.jp/%7Ezetaka/lectures/mn/ | ||
| 更新日 /Last update | 2021/04/12 17:40:49 | 更新状況 /Update status | 公開中 /now open to public | 
| 講義情報/Course Description | 
| 主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) | コミュニケーションは,個人の日常会話から組織の情報伝達,社会への情報発信など多岐にわたっており,人間の最も普遍的で重要な活動です.コミュニケーションの形態・機能は,コンピュータネットワークやスマートフォンを用いたWeb,ソーシャルメディア/ゲーム,動画配信,ビデオ会議,チャット,オンラインフリーマーケット等によって急速に拡大し多様化しています. メディアネットワークの主題は,これらのコミュニケーションツールを理解し,新しいコミュニケーションツールを自ら発想・研究する能力を身につけることです.そのために,現代の様々なコミュニケーションツールの基礎となっているWebシステムを理解することおよび,今後ますます重要になるネットワークプログラミングの習得を目標とします. 加えて,情報セキュリティの多くの問題,たとえば,個人情報の漏えい,マルウェア感染,不正侵入,オンライン誹謗中傷はWebを通じて行われますので,Webの仕組みを理解することは,情報セキュリティの習得の前提としても重要です. | 
|---|---|
| 前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) | アルゴリズムとデータ構造およびプログラミング演習 | 
| 前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) | 計算機アーキテクチャ | 
| 教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) | 参考図書: たにぐち まこと:よくわかるPHPの教科書 【PHP5.5対応版】 マイナビ出版社 (2014/3/8),ISBN: 4839950644 | 
| 授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) | 講義と実習の二部構成とします.講義では,コンピュータネットワークおよびWebシステムの原理,機能の説明,最新のコミュニケーションツールの紹介を通じて,コミュニケーションツールの理解と発想のための幅広い知識を学びます.実習では,様々なコミュニケーションツールの基礎となるWebシステムを取り上げ,ホームページの具体的な作成実習を通じて,Web技術を習得し、ネットワークプログラミングの基礎を身につけます. (1)コミュニケーションツールの講義 ・コンピュータネットワークの発展と関連技術 ・インターネットの技術概要 ・Webシステムの構造と機能 (2)コミュニケーションツールの実習 ・ホームページ掲載までの全体的な流れ ・HTML5とCSSによるホームページ作成 ・PHPによる様々な対話機能(アンケート,掲示板,チャット)およびセキュリティ(パスワード,クロスサイトスクリプティング対策) 下記のスケジュールで進めます. <コミュニケーションツールの講義> 第1回:講義の目的と進め方 第2回:Webシステムの機能と構成 第3回:インターネット技術の概要 第4回:ネットワークの最近の話題について講義 <コミュニケーションツールの実習> 第5回:ホームページの構想,HTML,PHP,Apache概説 第6回:アンケートの記録, サーバセッティングの流れ 第6回:アンケートの集計,表示,クロスサイトスクリプティング対策 第8回:掲示板課題説明,投稿機能 第9回:掲示版表示機能 第10回:パスワード課題説明 第11回:パスワード実装 第12回:マッシュアップ,内容と表示の分離CSS 第13回:チャット 第14回:作品の高度化,オリジナル機能の構築 第15回:作品の発表と講評 | 
| 実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience | |
| 授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) | Webページの作成,コミュニケーションシステムの実装. レポート課題の対応 | 
| 成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) | (a) 評価方法 授業参加度,レポート,作成したホームページの総合評価とします. (b) 評価基準 以下の到達レベルをもって合格の最低基準とします. ・授業回数の半分以上の出席 かつ レポートと作品の総合評価が60点以上 | 
| オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) | Office hour は特に設けない.質問・相談がある場合はWebClassの掲示板で行うこと. なお面談を希望の場合は,電子メールで事前にアポイントを取ること. なお受け付けた質問は、原則として講義履修者全員へ公開(共有)する | 
| 学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) | ホームページの作成実習では,基礎的な課題を出しますが,余力のある人には高度な技術を駆使して「おもしろい作品」を作ることを期待します.特に,セキュリティの向上や,HTML5の動画機能の駆使はおもしろいと思います. またネットワークプログラミングの重要性を理解してほしいと思います. 新しいツールを見たときに,それを用いて社会をどのように変えることができるか,そのためにはどのような課題があるのか,課題解決には何をすればいいのか,がひらめき,自分の研究を立ち上げたり,企業に企画提案できるような人になってほしいと思います.さらに,新しいツールを見て何かを考えるのではなく,新しいツールを自分で創造できる人になってほしいと思います. | 
| その他 /Others | |
| キーワード /Keywords | ネットワーク,インターネット,コミュニケーション,Web,ネットワークプログラミング,セキュリティ |