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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
熱力学および演習 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Thermodynamics, Theory and Practice | ||
科目番号 /Code |
MCE505h MCE507i | ||
開講年度 /Academic year |
2021年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義/演習 | 単位数 /Credits |
3 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
正本 和人 | ||
居室 /Office |
東4-830 | ||
公開E-mail |
netsuriki2021@nvu.mi.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://webclass.cdel.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last update |
2022/01/18 16:49:48 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
(a)主題:古典力学の根幹を成す学問の一つである熱力学は,熱とエネルギーの等価性を示し,また,現象が進む方向を示す.熱力学の最も基礎的な考え方である熱力学第一法則,熱力学第二法則を基礎として,その応用である熱機関などを勉強する. (b) 達成目標:熱力学の最も基礎的な考え方である熱力学第一法則,熱力学第二法則をしっかりと身に付け,熱効率やエントロピーの概念を習得し計算する.また,それを発展させて熱機関や冷凍機の性能などを計算できるようになることを目標とする. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
力学および演習 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
JSMEテキストシリーズ「熱力学」(日本機械学会) 講義ノートの配布 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(a)授業内容:前半はスライドに従って講義ノートをまとめます。後半に演習課題を指示します。課題を解いて週内の木曜17時までに課題を提出してください。課題の提出を持って出席とします。なお、演習問題や講義の内容に関してわからないことがある場合は、講義時間中にTAからアドバイスを受けてください。 第 1回 (4/12) ガイダンス(WebClass) 第 2回 (4/19) 基本概念・熱力学第0法則 第 3回 (4/26) 閉じた系における熱力学第1法則 第 4回 (5/10) 開いた系における熱力学第1法則 第 5回 (5/17) 理想気体における熱力学第1法則 第 6回 (5/24) 熱力学第2法則・カルノーサイクル 第 7回 (5/31) エントロピ 第 8回 (6/ 7) 中間試験(WebClass) 第 9回 (6/14) ガスサイクル1:オットーサイクル・ディーゼルサイクル 第10回 (6/21) ガスサイクル2:その他のサイクル 第11回 (6/28) 蒸気とその性質 第12回 (7/ 5) 蒸気原動機サイクル 第13回 (7/12) 冷凍サイクル・空気調和 第14回 (7/19) エネルギ有効利用とエクセルギ 第15回 (8/16) 演習解答・試験対策 (b)授業の進め方: 前半(目安40-60分程度) ・講義ノート(各自でプリント) ・スライドよる講義 後半(目安70-90分程度):演習 ・演習問題 (オリジナル+教科書の指定課題) ・関数電卓必須 演習問題の解答:週内の木曜17時までに提出 質問は講義時間中にTAからアドバイスを受けてください |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
特になし |
授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
適宜 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(a)評価方法: 1) 各回の演習 20% 2) 中間試験 30% 3) 期末試験 50% で、総合評価 (b)評価基準: 以下の到達レベルをもって最低達成基準とする. ・熱力学第一法則を理解し,応用できること. ・熱力学第二法則をほぼ理解していること. ・熱機関の簡単な計算ができること. |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
適宜メール(netsuriki2021@nvu.mi.uec.ac.jp)で連絡すること |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
熱はあらゆる現象の基礎となるエネルギーである.エネルギー問題や温暖化問題を考える上で必要欠くべからざる教科であるのでしっかりと基本的な考え方を把握して欲しい. |
その他 /Others |
○授業形態(対面・オンデマンド併用、ただし4/12, 6/7, 8/16は教室を使用しないオンラインのみ) ○使用ツール(WebClass) ○その他、WebClassによるチャットでの討論 【参考書】 「わかりやすい熱力学」(森北出版) 著者:一色尚次,北山直方 「熱力学概論」(養賢堂) 著者:森康夫,一色尚次,河田治男 |
キーワード /Keywords |
熱力学第一法則および第二法則,エンタルピ,エントロピ,カルノーサイクル,熱機関,冷凍機,ヒートポンプ |