|   シラバス参照 | 
| 講義概要/Course Information | 
| 科目基礎情報/General Information | 
| 授業科目名 /Course title (Japanese) | 論理回路学 | ||
|---|---|---|---|
| 英文授業科目名 /Course title (English) | Logical Circuits | ||
| 科目番号 /Code | COM405h COM405i ELE401g ELE403f | ||
| 開講年度 /Academic year | 2021年度 | 開講年次 /Year offered | 2 | 
| 開講学期 /Semester(s) offered | 後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course | 情報理工学域 | 
| 授業の方法 /Teaching method | 講義 | 単位数 /Credits | 2 | 
| 科目区分 /Category | 専門科目 | ||
| 開講類・専攻 /Cluster/Department | Ⅱ類 | ||
| 担当教員名 /Lecturer(s) | 小島 年春 | ||
| 居室 /Office | 東3号館1019 | ||
| 公開E-mail | Kojima.Toshiharu@uec.ac.jp | ||
| 授業関連Webページ /Course website | 初回講義にて指示する。 | ||
| 更新日 /Last update | 2021/09/25 14:02:43 | 更新状況 /Update status | 公開中 /now open to public | 
| 講義情報/Course Description | 
| 主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) | 主題: 論理回路学は、コンピュータのマイクロプロセッサなどを構成するディジタル回路を、数学的にモデル化したものである。コンピュータのハードウェアの理解の第一歩となる科目であり、論理回路の設計方法を学ぶことを目的とする。 達成目標: 論理回路の基礎知識を身につけた上で、基本的な組み合わせ論理回路および順序回路の設計を行う応用力を身につける。 | 
|---|---|
| 前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) | なし | 
| 前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) | 離散数学 | 
| 教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) | 三橋渉先生作成「論理回路学講義ノート」 | 
| 授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) | 授業内容 第1回:数の表現と符号の体系 第2回:命題と論理 第3回:論理関数と表現形式 第4回:論理関数の性質 第5回:カルノー図による論理関数の簡略化 第6回:QM法による論理関数の簡略化 第7回:組み合わせ論理回路 第8回:組み合わせ論理回路の設計演習 第9回:順序回路 第10回:等価性 第11回:状態の両立性 第12回:状態変数とフリップフロップ 第13回:フリップフロップによる順序回路の実現 第14回:順序回路の設計例 第15回:順序回路の設計演習 授業の進め方: 論理回路学は、デイジタルなコンピュータの基本的な要素であり、ほとんどのエンンジニア、科学者にとって必須の知識である。今日では実際の設計作業をする場合は自動化されているだろうが、その場合でも基本の理解は必要である。 授業では自分で計算して、はじめて深く理解することができる.そのため、講義以外に演習および宿題を課す。 授業中にも演習を行うので、レポート用紙・定規を必ず持参すること。 | 
| 実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience | |
| 授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) | ・復習と同時に事前の予習を行い、理解しにくい部分を把握して注意しながら授業に臨むこと。 ・宿題を解くことに合わせて、授業や演習内容について理解の確認のためによく復習すること。テキストには演習問題がある。 平均的な理解度の学生であるならば、宿題レポートと自主的な復習を合わせて、授業と同程度~2倍の時間が必要。 | 
| 成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) | 評価方法: 中間試験、期末試験、演習および宿題の結果により、評価する。 正当な理由なく中間試験を欠席した場合は不合格となる。 期末試験についても同様である。 評価基準: ・論理回路に関する用語の理解説明 ・カルノー図を用いた簡約化の理解(AND-OR形式) ・順序回路の記述、FFによる実現がほぼ完全に理解できていること。 また ・双対性に基づく様々な性質(双対関数やAND-OR形式、OR-AND形式などの対応関係) ・QM法による簡略化(ドントケアの利用を含む) ・順序回路の簡略化 ・定理の証明 ・素演算系や一部の重要な関数の説明 ・様々な表現形式や、簡略化の手法の相互関係の理解および、説明、実行。 が理解できていること。 | 
| オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) | 適宜相談に応じるが、電子メールで事前にアポイントメントを取ること。 今年度はGoogle Classroom上のストリームで随時質問を受け付けます。 | 
| 学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) | 基礎的な科目なのできちんと身に付けて欲しい。 離散数学や集合論等の内容と関係深く、その関連性を認識するとよい。 また、論理回路学の講義の中ではアルゴリズムを勉強する上で、興味深いものが数多く取り上げられていることにも興味を持って欲しい。 | 
| その他 /Others | なし | 
| キーワード /Keywords | 命題、論理、論理関数、表現形式、簡単化、組み合わせ論理回路、順序回路、フリップフロップ |