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講義概要/Course Information
2024/05/01 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
回路システム学
英文授業科目名
/Course title (English)
Circuits and Systems
科目番号
/Code
ELE503s
開講年度
/Academic year
2021年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
先端工学基礎課程
担当教員名
/Lecturer(s)
西 一樹
居室
/Office
西2-710
公開E-mail
/e-mail
k.nishi@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
Google classroom(クラスコード: o6pn2mm)にて講義動画・資料等を掲載
更新日
/Last update
2021/03/25 17:02:12 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
主題: 各種電気電子回路を設計したり、動作を解析したりする場合の基本的な考え方、解析手法、設計手法を学ぶ。
達成目標: ラプラス変換を用いた電気回路の過渡解析手法を身につけるとともに、線形回路の性質を理解し留数定理を用いたラプラス解析について理解する。さらに2端子対回路の各種記述法および分布定数回路の基礎について学ぶ。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
電気回路学および演習
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
数学・物理関連の基礎科目
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
鎌倉、上、渡辺著:「電気回路」(培風館)
パワーポイントによるスライド資料
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
1.オームの法則、キルヒホッフの法則など(電気回路学の復習)
2.閉路解析法、節点解析法(電気回路学の復習)
3.重ね合わせの理、テブナン・ノートンの定理、インピーダンス整合の定理(電気回路学の復習)
4.フェーザ表記を用いた交流回路解析(電気回路学の復習)
5.直列・並列共振回路、ひずみ波交流(電気回路学の復習)
6.過渡応答:微分方程式とその直接解法(1次系)
7.過渡応答:微分方程式とその直接解法(2次系)
8.回路の線形性とラプラス変換
9.部分分数分解によるラプラス逆変換
10.留数定理によるラプラス逆変換
11.回路の各種応答
12.2端子対回路:Zパラメータ、Yパラメータ、相反定理
13.2端子対回路:Hパラメータ、Fパラメータ、π型回路とY型回路
14.相互インダクタ
15.分布定数回路

ただし,講義内容の順番が入れ替わることがある.
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
NTT伝送システム研究所において有線通信システムの開発に携わった経験を基に、身近な電気製品への応用例を通して電気回路の理解を深める。
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
スライド資料を提供するので、授業後によく復習しておいてください。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
 評価の概要: 授業内ミニ演習、レポートおよび期末試験の成績に基づいて評価を行う.
 成績評価のおよその目安=(授業内ミニ演習・レポートの評価点×40%)+(期末試験の評価点×60%)
 評価基準:下記事項の60%到達レベルをもって合格の最低基準とする.
   ・ 基本的な回路を解析し,その動作が理解できる.
   ・ 基本的な定理の意味が理解でき,各種解析に活用できる.
   ・ 過渡現象をラプラス解析し回路の振る舞いを理解できる.
   ・ 2端子対回路の各種計算ができる.
   ・ 分布定数回路の基礎を理解できる.
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
Google Classroom 上のストリームもしくダイレクトメールで随時質問を受け付けます
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
電気電子情報通信工学系の全ての学生が共通に学ぶ基本科目である.
将来皆さんがこの分野の技術者として活躍するためには必ずマスターしておかなければなりません.
演習問題をたくさん解いてこの科目を会得してください.
その他
/Others
本講義はオンデマンド形式のみで行い,時間割指定がありません。
各自の都合に合わせて聴講することが可能です。
ただし講義内でほぼ毎週ミニ演習を実施し,1週間を期限としたレポート提出を求めますのでご注意ください。
初回の授業動画は4月9日までGoogle Classroom 上にアップする予定です。
キーワード
/Keywords
過渡現象、ラプラス変換、留数定理、インパルス応答、回路網関数、2端子対回路、分布定数回路