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講義概要/Course Information
2024/05/06 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン2
英文授業科目名
/Course title (English)
Innovative Comprehensive Communications Design 2
科目番号
/Code
CAR601z
開講年度
/Academic year
2023年度 開講年次
/Year offered
3
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義/演習 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
実践教育科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
山田 祥之
居室
/Office
東35号館 202号
公開E-mail
/e-mail
yamada-yoshiyuki@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.career.ce.uec.ac.jp/iccd/
更新日
/Last update
2023/09/25 10:39:39 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
情報理工学分野を始めとした人文・社会科学系・アート系等との多分野連携による"総合コミュニケーション科学"に基づく、イノベイティブな価値の創出に必要な実践的技術者の基本的素養について理解し、PBL(Project Based Learning)型プロジェクト演習によってそれを体験的に身につける。

また、これらの活動を通じて主体的行動力・提案企画力とリーダシップ力・コミュニケーション力を養うと共に以下を育成する。

①イノベイティブな価値の創出能力
・"Making Value for Society" と言う高い視点から課題を設定できる能力
・専門知識や技術の応用、他分野統合による課題解決の探究・実践ができる能力
・仮説検証のサイクルを回し、課題解決まで至るための能力
②チームによる実践的遂行能力
・課題解決に至るための交渉・巻き込み・提案能力
・チーム(組織)としての力を最大限に高めるビジョン共有・貢献意欲促進・コミュニケーション円滑化のための能力
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
特になし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン1
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
特になし
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
◆授業の概要・進め方
真にイノベイティブ(革新的)な価値を生み出すためには何が必要で、いかに取り組むべきか。
その考え方や取り組み方法を、研究や企業活動の実例から学ぶ。

また、学生主体でアイデアを具体的な形にしていく取り組み(PBL)を通じて、イノベイティブな価値を生み出すための行動力・課題解決能力・チームコミュニケーション能力を磨く。

PBLを進めるにあたっては、科目担当教員、類から参画される類担当教員、企業から参画される企業講師、技術指導員からのフィードバックを受けながら取り組みを進めることができる。

【第1回(10月05日)】 ガイダンス(リアルタイム型遠隔授業)
遠隔授業への接続IDは「遠隔授業に関する情報」に記載。

講義
【第2回(10月12日)】 アイデアをいかに形にして価値を生み出すか実例から学ぶ(1)
【第3回(10月19日)】 課題設定ディスカッション
【第4回(10月26日)】 アイデアをいかに形にして価値を生み出すか実例から学ぶ(2)
【第5回(11月02日)】 チームビルディング
【第6回(11月09日)】 アイデアをいかに形にして価値を生み出すか実例から学ぶ(3)
【第7回(11月16日)】 企業におけるアイデア実用化・社会価値創造の実例から学ぶ

以下、PBL
【第8回 (12月07日)】 チーム活動1
【第9回 (12月14日)】 チーム活動2
【第10回(12月21日)】 チーム活動3
【第11回(1月04日)】 中間レビュー
【第12回(1月11日)】 チーム活動4
【第13回(1月18日)】 チーム活動5
【第14回(1月25日)】 チーム活動6
【第15回(2月01日)】 最終発表

●1類担当教員:李 傲寒 助教
●2類担当教員:李 鯤 准教授
●3類担当教員:梶川 翔平 准教授
●企業講師:山口 典男 講師(ユビ電)
●峯水 延浩 技術指導員
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
経済産業省「産業技術人材育成支援事業」や、財団法人図書館振興財団「図書館員のビジネス支援能力育成事業」、相模原市「地域産業界の人づくり支援事業」など、産学官や地域と連携した人材育成事業に携わった経験や、ITエンジニア・会社経営者としての経験を基に、産業界等のニーズを反映した実践的な産学連携教育を提供する。
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
特にPBLに入って以降、グループ内の役割を遂行する必要から時間外の講義や演習(課題の遂行)が必要になる。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
(a)成績評価方法
当授業全般を通じての参画状況、発表およびレポート内容から以下を判定
・ 課題設定力や課題解決力の実践・発揮
・ PBL活動やチームに対する貢献、課題解決へ向けた実践力の発揮

総合評点の構成は以下
1)各回の講義レポート・最終レポート 25%
2)PBL活動やチームに対する貢献・主体的取り組み 75%
以上を教員や自己によるルーブリック評価も踏まえた上で配点する。なお、テストは実施しない

(b) 評価基準
・最低達成基準:原則として総合評点が50点以上を合格(単位修得)とする。
・成績段階の判定基準: 原則として総合評点により以下の成績段階とする。
 50点以上:可
 60点以上、70点未満:良
 70点以上、90点未満:優
 90点以上:秀
 ただし、単位修得者(合格者)の人数と各成績段階の人数の比率に対する大学指定のガイドラインに従って、上記の総合評点の範囲を超えて成績段階をつける場合がある。

以下、総合評点の構成要素に関する基準について記述する。
1)各回の講義レポート・最終レポート
・ レポートは主に講義の復習として位置付ける。講義を欠席した場合でもレポートの提出は可能だが、講義内容(レクチャー)の理解不足、グループワークを通じた他者の意見や考えと自己との相違からの考察不足を考慮して評価点は低くなる。
・ 提出期限および指定文字数の遵守: レポートは指定される期限までに提出すること。提出遅れは減点し、大幅な遅れや度重なる遅れは提出とみなさない場合がある。

2)PBL活動やチームに対する貢献・主体的取り組み
・ 所属チームで分担する自身の役割の完遂
・ 準備や活動における他者との協力、チーム全体への貢献
・ 主体的かつ積極的な行動(働きかけや作業の具体的な進行)
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
適宜授業相談には応じるが、原則として公開E-Mailへ連絡して事前に面談の予約を取ること。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
本科目は革新的にこれまでに無いものを作り出そうとする創造的な活動を主導(あるいは参加)したいという学生を前期科目(イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン1)以上に歓迎するものである。
そのため、前期科目よりさらに自由度と裁量性が高い中で取り組みを進めることができ、相対的に少数精鋭となるメンバーと共に創造的な活動に携われる喜びを十分に味わうことができる。
また、倫理・キャリア教育科目としての側面からも、将来的に自由で創造的な職業人生・社会生活を送りたいと志望する学生は、ぜひ履修を検討してみてください。
その他
/Others
第2回目の授業以降、遠隔授業に関する情報や各回の連絡については原則としてグーグルクラスルームからの連絡を中心に行う。システムからの連絡を適切に受信できるようにしておくこと。

授業資料・ワークシートは、UECクラウドアカウントから参照できるグーグルドライブ上にて入手可能とする。
キーワード
/Keywords
課題解決型演習,PBL,産学連携教育,能動的学習,アクティブラーニング,デザイン思考