本学情報理工学研究科では、幅広い視野をもち、柔軟性と創造性を備えた応用力・実践力を備えた高度専門技術者・研究者の養成をディプロマ・ポリシーとして掲げている。 ディプロマ・ポリシーに基づき、主たる専攻分野の専門教育プログラムに加えて、副専攻プログラムとして特定のテーマに沿って系統的に学べる科目群を設定し、それらを学修した学生に大学院副専攻修了を認定する。 ・ 自らが所属する主たる専攻分野の専門教育プログラムを学修した上で、他分野にも
注力できる学生を対象とする。 ・ 副専攻プログラムは、おもに主たる専攻分野の専門教育プログラム以外の専門科目T及びUで構成され、4科目8単位程度を目安とする。 ・ 必要単位数、科目構成、履修条件等は、所属や年度により異なる場合があり、年度ごとに公開する副専攻プログラム一覧表を参照すること。 ・ 副専攻プログラムの履修修了の認定を希望する学生は、所定の期間に申請を行うこと。 大学院副専攻プログラム一覧表および副専攻プログラム説明書 (https://kyoumu.office.uec.ac.jp/daigakuin/fukusenkou-IE-list.pdf) ------------------------------------------------------------------------------------------------ 1.履修手続 大学院副専攻プログラムを履修し、修了認定を希望する学生は、指導教員の承認を得て、申請期間に教務課へ所定の履修申請書を提出する。 <履修について> @主専攻及び副専攻プログラムに重複している科目は、どちらかのプログラム科目とする。 A2つの大学院副専攻プログラムを同時に履修することはできないものとする。 Bその他、履修についての条件等は、各副専攻プログラムの定めるところによる(詳細は、「副専攻プログラム説明書」を参照)。 C他専攻のプログラムを副専攻とする学生の場合、自専攻の専門科目Tを10単位、専門科目Uを6単位取得した上で、副専攻プログラムの他専攻の専門科目T及びUについて所定の単位を取得する。 (つまり、特に指定のない場合は、博士前期課程修了所要単位のうち、「専門科目U(2単位分)」及び「大学院基礎教育科目・大学院産学連携科目・大学院専門教育科目の区分から2単位以上」に副専攻プログラムで取得した単位を含むことができる。) 2.修了 「大学院副専攻プログラム履修申請書」を受理され、所定の単位を修得し、博士前期課程の修了審査に合格した者に副専攻プログラムの修了を認定する。博士前期課程を修了できなかった(退学、除籍等)場合は、大学院副専攻プログラムの修了は認めない。 大学院副専攻プログラムの修了者には修了認定証としてオープンバッジを発行する。 問い合わせ先:大学院教務係(教務課@番窓口) |
各副専攻プログラム説明書
プログラム名 |
概要・テーマ |
必要 単位数 |
ヒューマンインフォマティクス副専攻では、人間中心の情報技術の基盤となる、人の認知特性および人への情報提示手法について修得し、人の特性に配慮した情報技術分野に貢献できる高度専門技術者を育成する。 |
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アドバンストAI 副専攻では,人工知能( AI ) 技術の基礎から多様な応用までを幅広く学ぶことを目的とする. |
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SDGsを達成するために必要な関連技術を学修する。 |
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サイバーセキュリティ関連技術を基礎から応用まで学ぶ。 |
8 |
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コンピュータサイエンスに関連する基盤技術の学修。 |
8 |
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計算機シミュレーションを行うための基礎知識を学ぶ。 |
8 |
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情報通信システムに関連する基盤技術の学修。 |
8 |
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電子情報システムに関連する基盤技術の学修。 |
8 |
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鉄道、自動車、産業機器、エネルギー機器などの根幹である機械システムは、時代の要請を受けて高機能化・高性能化が図られている。新たな機械システムは、材料・熱・流体・振動の力学や制御工学などの基礎知識を設計工学や生産システム学などで統合することで生み出される。
機械システムプログラム副専攻では、機械システムとその構成要素の設計・製造・評価・診断・制御に関する基礎力を習得し、安全・安心で豊かな持続可能な社会に、ものづくりで貢献できる高度専門技術者を育成する。 |
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電子技術やコンピュータ技術の発達に伴い、情報、交通、航空宇宙、医療などの多様な分野で機器の自動化・高機能化が進行している。特に、計測・制御技術に基づくメカトロニクス、生体および医用工学、データ処理技術が急速に発展している。計測・制御は横断型工学であり、その対象をシステムとして把握する素養が求められる。
計測・制御システムプログラム副専攻では、機械・電子工学の諸分野における計測・制御の基礎力を習得すると共に、感覚・知覚や運動などの人間の特性や機能を体系的に理解し、新しい技術や研究の展開ができる高度専門技術者を育成する。 |
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ロボットは、家庭、病院、工場、街、海洋、そして宇宙に至るまで普及し、社会生活の利便性を向上し、安全・安心を確保し、人類の活動領域を拡張し続けている。今後、インタフェース技術の高度化によってロボットと人間のさらなる調和を図り、知能化によってロボットの自律性を向上させることが重要となる。
先端ロボティクスプログラム副専攻では、機械工学・電子工学・情報工学の基礎力を習得し、こうした新規技術を開発・研究できる技術者を育成する。 |
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光デバイスは,広範な光科学・技術を実現する要素であり,この副専攻プログラムでは,その実践的な基礎から応用までのエンジニアリングについて理解を積み上げる。 |
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