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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
情報通信と符号化 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Introduction to Information Theory and Coding | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2014年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学部 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
先端工学基礎課程 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
韓 承鎬 | ||
居室 /Office |
西2-811 | ||
公開E-mail |
han.ic@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://borodin.ee.uec.ac.jp/~hana/lecture/ | ||
更新日 /Last update |
2014/04/23 20:42:19 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
「情報通信と符号化」は,情報通信システム及び安定した通信を実現する 為に必要な符号化の方法を紹介する科目である.この科目の講義対象は通 信システム全体に及び,関連する知識を完全に把握する為には,微積分, 線形代数,確率論,確率過程,複素関数,離散数学,代数論などの数学知 識の他,信号処理の概念も必要とするため,学部の受講レベルに合わせ て,この講義では内容を入門レベルの紹介程度に設定する. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
この講義は,受講者が電気通信大学・情報理工学部・先端工学基礎課程の 「基礎微分積分学第一」,「基礎微分積分学第二」,「ベクトルと行列第一」,「ベクトルと行列第二」,「応用数学 B」,「確率統計」の基本知識を把握し ているものとするが,これらの科目で及んでない内容を必要とする場合 には,講義中に最低限の補足を行う. |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特になし |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
Web上に授業資料を公開する(初回当日配布). |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
【授業計画】 第1回:講義紹介/デジタル通信システムの構成 第2回:信号のスペクトル 第3回:標本化定理 第4回:量子化 第5回:変調復調方式 1 第6回:変調復調方式 2 第7回:雑音解析 第8回:加法性ガウス通信路での受信 第9回:帯域制限のある通信路での受信 第10回:無線通信路と多重化 第11回:情報理論 第12回:情報源符号化 第13回:代数学 第14回:通信路符号化 1 第15回:通信路符号化 2 講義の内容に関連する資料は,講義の前日までにWebで公開するが,この資料は受講生の個人使用に限る. 講義時には,プロジェクターで資料の内容を映す予定ではあるが,受講生は講義が始まる前までに,電子或は紙の資料を手元に用意しておくのが 望ましい.また,資料とは別に,黒板に板書もするので,ノートの準備も 必要である. |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
特になし |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
【レポート】 講義の進行と同時に,4回のレポート課題を配布し,提出期限日の翌日 に,Web 上で回答を公開する.適切な人数 (2~3 名程度) でグループを作 り,レポート課題について意見交換や議論することは差し支えないが,レ ポートの作成は必ず各自が独立で完成し,提出期限日の講義終了までにレ ポートを提出する. 上の条件を満たしたレポートは,最終成績の材料にするが,回答公開後 に提出されたレポート,独立で完成してないと思われるすべてのレポート は最終成績の評価材料としない.4回のレポートの内,一回でも提出がな い場合には,最終成績は D となり,単位の授与をしない. なお,レポートの中に MATLAB による実践が含まれるので,情報基盤 センターのアカウントと MATLAB の基本知識が必要である. 【期末試験】 試験問題は,第1〜14回の講義内容から出すが,レポート課題での内 容を理解すれば合格できるように作成し,分量はおよその学生が 60 分で解けることを目指す.試験時に,事前に準備した手書きメモ(A4 紙,両面使用可)一枚以外の参考書,ノート,プリントなどを参考した場合は不 正行為とする. 【最終成績】 最終成績は,S(秀),A(優),B(良),C(可),D(不可)の五段階で評価 し,C 以上で 2 単位を授与する.四回のレポートの課題を理解し,独立で 完成できるレベルで,C 以上とし,講義内容への理解がクラス全体でおよ そ上位 5%に入ると S と評価する.成績の評価は,基本的に四回のレポー トに基づいて行われ,期末試験でレポート提出時より,内容理解での向上 が見られる場合,一定の点数を加算する.なお,回答公開後に提出したレ ポートがある場合,その部分の理解は期末試験の成績のみで評価する.ま た,講義中の受講態度,質問回数も最終成績評価に影響する. |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
いつでも可. ただし, 事前にメールを下さい. |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
特になし |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keywords |
標本化定理,信号処理,通信理論,信号設計,情報源符号化,通信路符号化,情報理論 |