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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
教育原理(集中) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Principles of Education | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2015年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学部 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
教職科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学部 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
井口 博充 | ||
居室 /Office |
非常勤講師 | ||
公開E-mail |
hiro.inokuchi@gmail.com | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2015/03/14 00:00:27 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
本講義では、変化する現代社会における教育を、(A)社会、歴史、文化、経済領域との関連といったマクロな視点と、(B)教育内容、方法、評価といった教室におけるマイクロな視点の両者から考察し議論する。また、受講者は、ショートスピーチ、ディスカッション、ディベート、プリゼンテーション、ショウ・アンド・テル等のクラス・アクティビティに積極的に参加し、新しい教育方法を実践的に学ぶ。本講義の目標は、受講者が教育、教職への関心を高め、理解を深め、教育を理論的に分析する能力を養うことである。即ち、教育哲学、教育社会学、比較教育の観点も取り入れながら、日本及び世界の教育に関する様々なテーマや課題を考察し、教育の現状についての理論的(隠喩的)背景を探るとともに、教育に関する自らの視点や考えをまとめ、クリティカル(批判的)に思考する力を伸ばすことをねらいとする。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
なし。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書:なし。 参考書:今津、馬越、早川編『新しい教育の原理』名大出版会、2005年。井口博充『情報・メディア・教育の社会学』東信堂、2003。武内清編『子どもと学校』学文社、2010。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
1.イントロダクション(授業内容、参加型教授方法、評価方法) 2.今日の教育問題と教職への関心/ショートスピーチ、グループ・ディスカッション 3.マクロの視点(社会、経済、文化、歴史) 4.教育問題とミクロの視点(教育とは?) 5.教育理論とメタファー(学校、教師、生徒、 親、様々なステークホールダー)/チーム・プリゼンテーション 6.教育理論とメタファー(カリキュラム、方法、評価、教科書、教師の仕事)/チーム・プリゼンテーション 7.教育の理論化とその問題 8.新しい知識観と教育方法とクリティカルな視点 9.学校組織と教師の仕事/チーム・ディベート 10.カリキュラムと教育方法の改革/チーム・ディベート 11.教育評価の問題/チーム・ディベート 12. 国際比較の視点(初等・中等教育と多文化社会) 13.授業計画と実践(教科教育)/ショウ・アンド・テル 14.授業計画と実践(教科教育以外)/ショウ・アンド・テル 15.国際比較の視点(高等教育と教育のグローバル化)/まとめ 講義及び参加型の教育方法。即ち、受講者と講義者とのディスカッション、受講者が小グループに分かれてディスカッションする、ディベートをする、プリゼンテーションするなど、新しい知識感に基づいた方法で授業を進める。 評価は、出席、様々なクラス・アクティビティーへの参加と貢献、及びエッセーやコメントなどの記述で行う。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
授業内容の復習。プリゼンテーション等の準備と練習。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
評価方法 出席(毎時、出席カード、コメントカード等へ記入):40% 授業における活動(例えば、ディスカッション、ディベート、ショウ・アンド・テル)への積極的参加と貢献:30% エッセー、コメント、及びアイディアの記述及び発表(5〜7回程度):30% 評価基準 コメントやエッセー等においては、授業内容を理解した上で、自分の理解及び意見を述べることができること。 授業への参加においては、積極的に質問などをしたり、指名されたおりに自分の考えを述べたりできること。 発表を聴く際には、発表者をサポートする態度を忘れず、建設的で有意義な質問等ができること。 小エッセー及び授業案やアイディアの記述及び発表においては、講義内容を理解していること。 無断欠席をしないこと。3回以上の欠席をしないこと。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
講義の終了後、適宜相談に応じる。時間を要する質問等については、事前にアポイントメントをとるのが望ましい。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
現在、教育に携わるのは、必ずしも簡単なことではありません。教師になると、どうしても実践におわれてしまいますので、その時に直面する(と思われる)出来事を、社会、歴史、文化、教育内容、方法等との関連でクリティカルに考察できる、現代教育学の基礎的な思考方法を学んでほしいと思っています。ディベートやプリゼンテーションを行う授業に積極的に参加することによって、講義の内容を楽しく学んでほしいと思っています。学ぶ楽しさを知っている教師(社会人)になってほしいからです。また、教育や授業へのアイディアをクラスで共有(シェア)するような機会を設けたいと思います。教育実習とかに役立ててほしいからです。教師にならない選択をする人も、この授業をきっかけに、教育問題を深く、理論的に考えることができるような社会人になってほしいと思っています。 |
その他 /Others |
なし。 |
キーワード /Keywords |
社会と子ども、新しい教育方法、参加型授業、学校、平等、平和、国際比較、未来社会。 |